【浦項の風景】九龍浦の旧日本人街・その2:再現された街並み

九龍浦公園(旧・九龍浦神社)の上には、既に見たように旧・九龍浦東部初等学校があったのですが、それらの西隣には韓国っぽい壁画マウルが広がっています。ただ、九龍浦に来た観光客でこっちの街並みに関心を向ける人は、あまりいないかもしれません。

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ここのウリは、九龍浦公園下の通りの方ですからね。

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歴史観光の拠点となる九龍浦近代歴史館は、九龍浦公園入口に向かって右手の奥にあります。ここは、展示的にも建築的にも見甲斐があるところです。

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ここを出ると、右手に再現された街並みがずっと続いています。

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何とはなしに不満を感じるところがあるのはたぶん、板材や塗料の類が一括発注されているせいか、一斉に行なわれたであろうリフォームのやり方のせいなのか、一連の建物が平板に見えてしまう点なのだろうと思います。個々の建物の間には、もっと時代差・世代差・時間差・個人差などがあったはずだと思うんですよね…。

そうした無秩序な不揃い感は、こんな街並み再現事業においては得てして排除されてしまうものである訳ですが、それ故に結果としてイマイチつまらないものになってしまっているような気がします。

なので、このエリアを「自分自身の想像力が問われる場」だととらえ、「提示されている現実のその先」まで見通しながら、歩くことになります。

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ま、実際には、ただただぼーっとしながら歩いてるだけなんですけどね。

【浦項の風景】九龍浦の旧日本人街・その1:九龍浦公園(旧・九龍浦神社)

なんだかんだで、年末年始の話がまだ全く終わっていません。

これの続きなんですけどね。

blue-black-osaka.hatenablog.com

で、このネタの周辺の話なんですけどね。

blue-black-osaka.hatenablog.com

この地に関する背景的なことや歴史的なこと、その他詳細なことは、すでにいろいろ書いてくれている人がいます。そうしたことはそちらに譲ります。

liumeiuru.hacca.jp
www.pusannavi.com

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その街並みの再現度については、やはり一定の限界があるのですが、それはまあ仕方ありません。むしろそこから、何をどこまで読み取ることができるか。

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問われているのは、訪れた側です。

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遺憾ながら、その問いに答えるには、私はいささか準備不足だったようです。再履修ですね。

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宮崎大学によるハラスメント捏造事件について

この件、私はかつて、新聞報道を引用する形で言及したことがありました。

blue-black-osaka.hatenablog.com

なので、この記事にはたいへん衝撃を受けています。あの記事の背後で、こんな恐ろしい話が進行していたとは、思いもよりませんでした。

ことの経緯を残しておくため、元の記事は削除せず、相互にリンクで参照できるようにしておきます。

国立大にパワハラを捏造され、解雇通告を受けた教授の告白
【ルポ・大学解雇②】
田中 圭太郎 ジャーナリスト

先日公開した「ルポ・大学解雇」(http://gendai.ismedia.jp/articles/-/51247)では、近年、学校側の一方的な通知によって大学教授らが解雇されるケースが増加していることを指摘した。

今回は、国立大学法人宮崎大学のケースを追う。同大学で教鞭を振るっていた准教授が、身に覚えのない「セクハラ」「パワハラ」で突然解雇されてしまった。裁判の結果、この解雇が不当なものであることが認められたが、その裁判資料からは「捏造」というほかない、あまりに強引な大学のやり方が明らかになる。

ジャーナリスト・田中圭太郎氏のリポート。

身に覚えのないハラスメントで懲戒解雇

宮崎大学の准教授のAさんは、2012年4月に約8年間勤めた同大学を退職し、公立大学法人都留文科大学山梨県)の教授に就任することが決まっていた。准教授から教授になること、新たな立場と環境で研究活動ができることに期待を膨らませていたのは言うまでもない。

そんなAさんのもとに、悪夢のような報せが入ったのは、退職直前の3月12日のことだった。宮崎大学から、唐突に次のような通達が届いたのだ。

<特別調査委員会に出席するように>

「特別」という言葉からも分かる通り、この委員会が開かれるのは異例のことだ。なにか大きな事件でも起こらない限り、設置されるものではないものだが、Aさんには自分が調査対象になるような覚えはまったくなかった。

嫌な予感がしたAさんは、万が一大学から不当な扱いを受けたときのために弁護士に相談し、なぜ自分が特別調査委員会に出席しなければならないのか、その設置目的や根拠などについて、弁護士を通して事前に大学に確認した。

これに対して大学からは「准教授(Aさん)が指導した学生の卒業論文に、半裸の女子学生らしき写真が多数掲載されていた。このことを調査する」と書かれた文書が送り付けられてきたのだ。

文書にはあわせて、「ハラスメント質問事項」なる文書が同封され、14項目にわたる質問が書き連ねられていた。

・あなたが指導した平成23年度卒業生に、東京の方へ就職するようしつこく勧誘しましたか。
平成23年度卒業生に対して、自分の卒論指導を受けるように、無理強いをしたことはありますか。
・学生の半裸写真を、学生が嫌がるにもかかわらず卒論内に入れるように指導しましたか。
・あなたの研究室の女子学生に対して、遅い時間帯(例えば10時以降)自分と二人だけで研究室にいるよう勧めたことはありますか。……

どの質問も、Aさんに思い当たる節はなかった。そもそも質問に出てくる学生が誰を指しているのかもAさんにはわからなかった。自分が指導した学生の論文に、半裸の女子学生の写真など掲載させるわけがない。しかし、大学が自分を懲戒処分しようとしているのは間違いない。

Aさんは大学からの質問に対し「一切ありません。内容が抽象的でわからないので具体的に教えてください」と文書で回答した。

不穏な空気を感じながらも、予定通り宮崎大学を退職し、都留文科大学に赴任したAさん。その直後のことである。宮崎大学の菅沼龍夫学長名(当時)で、「懲戒処分として懲戒解雇する」と明記された3月30日付けの文書がAさんの元に送られてきたのだ。

Aさんは「ハラスメントがあった」という理由で、退職後にもかかわらず、宮崎大学を解雇されてしまったのだ。さらに6月には、「退職手当の支給制限書」が宮崎大学から送られてきた。Aさんには退職手当が支払われないことが、一方的に決められたのだ。

宮崎大学の内部で一体何が起きているのか…Aさんはまったく理解できていなかった。

地元紙などが相次いで報道

退職後の「不当な解雇」と「退職金未払い」。あまりに強引な宮崎大学のやり方に憤っていた矢先に、地元紙を中心に「宮崎大元准教授がハラスメント」と題する記事が、連日掲載され始めた。大学側が解雇を正当化するために、メディアを使い始めたのだ。

「単位めぐりパワハラか」
卒業論文の指導中に女子学生の半裸の写真を撮影、卒論に掲載させた」
「複数の女子学生に半裸の撮影を強要」

もちろん、Aさんのもとにも事実関係を確認する取材が来た。前述の通り、内容は大学側が一方的に発表したものであるので、Aさんは代理人を通じて「まったく身に覚えがないか、事実誤認に基づく決めつけ」だと答えたが、結局、大学の言い分の方が大きく報道されてしまった。

この報道が、予想もしていなかった事態を引き起こす。Aさんは教授として着任していた都留文科大学の理事らから、突然呼び出しを受けたのだ。

「自主的に辞めるか、解雇かどちらか選んでください」

大学側がこう迫ると、Aさんは報道されたハラスメントは事実ではないと反論した。

「辞めません。私は何もしていません」
「それでは解雇です」

大学側はそれ以上何も聞くこともなく、理事長がひと言「報道されたから、解雇する」と解雇の理由を告げた。Aさんは赴任からわずか2カ月で解雇されてしまった。「何の審議もせずに決めるなんて……」。事実ではないハラスメント報道によって、長年の努力でつかんだ教授の職を失ってしまったのだ。

すべてをやり直すには、もう裁判しかない――Aさんは2012年12月、国立大学法人宮崎大学に対し、「解雇の理由は事実無根」として、解雇の無効を求めて宮崎地裁に提訴した。

一体なぜAさんは、一方的に「ハラスメントで解雇」とされたのか。

実は、この裁判が始まる前に、宮崎地裁は異例の対応を採っている。Aさんの弁護士が「宮崎大学の主張は明らかにおかしい。裁判になったことで証拠隠滅をはかる恐れがあるので、宮崎大学に対し証拠保全が必要」と主張したところ、提訴の前にこれが認められたのだ。

裁判所が、行政や大学など公的な機関に対して証拠保全をすることはめったにない。だが、宮崎地裁は緊急に行う必要があると判断。その結果、宮崎地裁は提訴前に、強制的に宮崎大学から証拠資料を押収した。

このときに集められた証拠によって、宮崎大学がなぜAさんをハラスメントによる懲戒解雇に追い込んでいったのかが、のちに明らかになっていく。

ある女学生の死

実は、Aさんが宮崎大学を退職する前月の2012年2月24日未明、4年生の女子学生Bさんが、大学の校舎から飛び降り、死亡するという痛ましい事件が起こっていた。BさんはAさんがゼミで指導していた学生で、卒業も決まっていた。

その前日、BさんはAさんの研究室を訪れていた。二人はしばし談笑したが、Bさんが帰ってから1時間後、Aさんの机にBさんが手書きのメモを残していたことに気づいた。

その内容はとてもセンシティブなもので、学生間でトラブルがあったことと、自殺をほのめかすような文言があったという。

Bさんは日ごろから精神的に不安定で、仲の良いごく一部の学生以外とは会いたくないと言っていた。そのためAさんはゼミの指導もBさんと他の学生とは別に行っていた。Aさんは彼女の精神科への通院もサポートし、家族ともその様子や体調について連絡を取り合っていた。

宮崎大学安全衛生保健センターから紹介された医院に付き添って行き、医師からは「先生が十分サポートして下さったことは、きっとご家族にも感謝されると思います」とメールももらっている。宮崎大学附属病院にも、彼女のカウンセリングをお願いしていた。

Bさんが研究室を出ていったあとの夜7時過ぎ、BさんからAさんの携帯にメールが届いた。

「もうあいつらと話すの嫌」という一文から始まり、「報告書は先生から(Bさんの友人に)連絡してください。お願いばかりでごめんなさい。そしてありがとう。先生だけが味方でした」と結ばれていた。

報告書とは、「学部重点経費」に関するものを指している。「学部重点経費」は優れた研究テーマに大学が経費を出すもので、Bさんはこれに関する報告書をまとめるよう、他の学生から押し付けられていたようだった。

Aさんは「報告書は安心して。なんとかするから。今日は安心してお休み。すべて大丈夫だよ」と返信した。Aさんがメモに気づいたのは、このメールを送った直後。それから8時間後に、Bさんは自殺した。

Bさんからメールを受け取ったとき、「ありがとう。先生だけが味方でした」という言葉がAさんは少し気にはなったが、それほど深刻には受け取っていなかった。しかし、Bさんのメモに気づいたあと、「死んではいけない」と言葉をかけられなかったことに、Aさんは悔やみ、胸を痛めた。

ところが、大学側はこの一件の直後に、ゼミの指導教員であったAさんを突然解雇したのだ。

裁判の資料で明らかになった「驚きの事実」

Bさんの死から7か月が経った9月末。Aさんは裁判所が抑えた資料によって、宮崎大学がこの件について「A准教授にパワハラがあった」と主張していることを初めてはっきりと知った。

資料によると自殺の5日後の2月29日、Bさんが書き残したメモに名前があった学生が、他のゼミや他の学部の学生とともに「A准教授と女子学生には性的関係があった」と大学側に報告していたのだ。

裁判で提出された資料などをみても、これは事実とは認めがたい。そもそもこの学生たちは、Bさんと親しいわけでもなく、むしろBさんが「会いたくない」と言っていた学生たちだったという。

ところが、この報告を受けて大学の理事や学部長らはBさんの両親と面談。その場で「A准教授がBさんに異常な接し方をしている」と学生らが訴えていることや、「二人に男女の関係があったと思われる」などの根拠のない話を伝え、両親の敵意がAさんに向かうようにしていることが裁判資料で明らかになっている。

その後、宮崎大学はAさんを懲戒処分するために動き始めた。大学はAさんを解雇したあと、6月になって、複数の学生から、3月9日と11日に「Aさんからハラスメントを受けた」という申立書を受理した、とマスコミに公表した。Aさんが誰に何をしたのかは、具体的には書かれていないし、Aさんの身に覚えはないという。それでも大学はAさんの言い分を聞くこともなく、申立書をもとにAさんを処分したのだ。

ところが、裁判所が証拠保全したパソコンの記録からは、驚くべき事実が判明する。

3月9日付の申立書のデータを確認すると、作成日は3月23日。3月11日付の申立書の作成日は3月26日となっているのだ。

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申立書の作成日が「3月23日」となっている。大学側は「申立書を受理したのは3月9日、11日」と発表したのだが…と

申立書は学生が書いたものではなく、申立書が提出されたとする日付よりもあとの、懲戒処分を決定する直前に大学内で作成されていたものだった、ということだ。しかもファイル名は『ハラスメント申立書(●●・例)』と書いている。●●は学生の名前だが、例とはどういう意味なのか。誰かが例文を作り、それに倣って学生に申立書を作らせたのか。

勝訴の「決め手」

Aさんの懲戒処分を決定した際に、大学側が大きな問題にしたのが「Aさんが指導している学生の卒業論文に、無理やり半裸の写真を入れさせた」ことだった。大学はこの件が重大なハラスメント行為にあたるとしてマスコミに発表し、裁判でも争点になった。だがこの発表内容自体も、事実がねじ曲げられたものだったことが明らかになる。

Bさんの自殺から一週間後の3月2日のこと。学部長と事務職員がAさんの研究室に突然入り込んできて、「自殺した女子学生の卒論を出せ」と言ってきた。そして、唐突に研究室を見渡し、学部長らはBさんの卒論ではなく、なぜか別の冊子を手に取り、持って行こうとする。Aさんが「それはBさんのものではありませんよ」と言うと、「説明はあとで聞く」と言って構わず持って行った。

このとき学部長らが持って行ったのは、別の教授のゼミに所属する女子学生の卒論だった。それは、Aさんがなぜ自分の部屋に置かれているのかわからず、不審に思っていた冊子だった。

大学が問題にした卒業論文とは、この卒論のことだった。

この卒論は宮崎県の妖怪伝説について調査したもので、確かに中を見てみると、人魚のイメージを再現した項で、半裸に見えるような女性の写真が掲載されていた。しかし、Aさんはこの卒論を書いた学生の指導もしていないし、女性の撮影の強要もしていないという。

この卒論は知らぬ間にAさんの研究室に置かれていたのだが、今となっては誰かが研究室に忍び込んで置いていき、「Aさんのゼミ生の卒論に半裸写真があった」というストーリーを作った可能性すら疑われる。

その証拠に、3月27日に大学で開かれた処分を検討する会議では、この卒論を「自殺した女子学生のもの」として扱い、大学は一方的に「Aさんがこの卒論の指導や、半裸写真の撮影をした」と認定したことも、裁判所が押収した資料から明らかとなっている。

要は、大学側が解雇理由として挙げてきたものには、根拠がなかったのである。解雇の理由を「捏造」したのであれば、事態は深刻だ。それでも、宮崎大学は、裁判でも「ハラスメントは事実だ」と堂々と主張した。その結果、一審の宮崎地裁はAさん側の最終準備書面を受け取ることなく審理を終了し、Aさんの訴えを棄却。大学側が勝訴した。

しかし福岡高裁では、Aさんの主張が十分に聞き入れられたことで次々と大学側の捏造が認定され、Aさんが逆転勝訴したのだ。

大学側は即座に上告したが、2016年10月に下された最高裁判決は、国立大学法人宮崎大学に、慰謝料と退職手当あわせて300万円あまりをAさんに支払うよう命じた福岡高裁判決を支持。Aさんの勝訴が確定した。

真相はどこに?

判決文によると、Aさんが指導している学生に対し、半裸の写真を撮影し、卒業論文に掲載することを強制したかどうかについて、「そもそも当該の学生を指導した事実がない」と認定された。

さらに、それ以外に大学側が主張したパワハラ・セクハラ・アカハラも、事実無根であり、懲戒解雇になるような事案ではないとした。

そのうえでAさんが懲戒解雇になるような事由はないとして「大学の決定とマスコミへの公表はいずれも違法で、不法行為である」と厳しく断じている。

一方、ハラスメント報道だけでAさんを解雇した公立大学法人都留文科大学については、Aさん本人による地位保全の仮処分申請が認められ、解雇はすぐに無効になった。引き続きAさんが地位確認などを求めた裁判では、高裁で和解が成立している。Aさんの現在の肩書は、都留文科大学の教授である。

無実を証明したAさんだが、被害は深刻である。仮処分申請が認められて以降、都留文科大学はAさんに一定の給与を支払っているものの、和解のあとも、宮崎大学の判決が確定したあとも、Aさんは授業をもてず、5年近く教壇に立つことができないままになっているのだ。

宮崎大学によって大きく人生を狂わされたAさんは、いつになったら教授として教壇に立てるのか、先が見えない日々を送っている。文科省による指導が宮崎大学に入ったことで、せめて裁判の場以外でも真相が究明されることを願っている。

宮崎大学の執行部は根本的に腐りきっている。文部科学省にはハラスメントを捏造したことを厳しく調査してほしい」

Aさんは、「ハラスメント捏造」に関与した学生については「中心になった人物を除き、大学に誘導されただけだろう」とかばう様子を見せている。

それでも大学は動かない

前述の通り、亡くなったBさんが前夜に残したメモには、学生とのトラブルを窺わせる一文があったという。事件性があったかどうかも含めて、大学はこの一件について慎重に調査すべきだったのではないか。法廷でも大学側は「自殺の原因は調査していない」と明かしたという。

最高裁で判決が確定したにもかかわらず、宮崎大学は告発を行った教員や関係者に対し、いまだ何の処分もしていない。そんな宮崎大学に対し、国が動いた。判決から5か月が経った2017年3月上旬、文部科学省が大学に対して指導をはじめたのだ。

文科省国立大学法人支援課は、筆者の取材に、指導の内容を次のように話している。

宮崎大学には判決結果を受け止めて、今回問題になった手続きや事実認定のあり方を検証して、今後同じことが起きない体制をつくるよう求めています」

指導を受けた宮崎大学は、「第三者による委員会を立ち上げて検証していく」と文科省に回答しているが、筆者の取材に対して、時期や体制についてなど、詳細を明らかにしなかった。

検証も自浄もしようともしないのなら、組織に問題あり、というほかない。

http://gendai.ismedia.jp/articles/-/51266

【センバツ高校野球】大阪桐蔭2度目の優勝を録画で確認する。

生で見ることができなかったのは人生の痛恨事ですが、せめてということで録画放送をノーカットで観とおしました。

録画で観ていても力の入る試合でした。甲子園に行けなかったことがつくづく残念です。

ここまで来てまた勝てなかった履正社は悔しいでしょうけど、夏に向けてまた挑戦ですね。大阪桐蔭だけでなく、上宮太子大商大堺をはじめとした各校も手ぐすね引いて待っていますよ。

選抜高校野球 大阪勢対決制し大阪桐蔭 5年ぶり2回目V
毎日新聞2017年4月1日 14時51分(最終更新 4月1日 17時37分)

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大阪桐蔭履正社】九回表大阪桐蔭1死二塁、代打・西島が左越え2点本塁打を放つ(捕手・片山)=阪神甲子園球場で2017年4月1日、三浦博之撮影

 第89回選抜高校野球大会毎日新聞社、日本高校野球連盟主催、朝日新聞社後援、阪神甲子園球場特別協力)は最終日の1日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で決勝があり、大阪桐蔭が8-3で履正社との大阪勢対決を制し、5年ぶり2回目の優勝を飾った。第44回大会(1972年)の日大桜丘日大三の東京勢対決以来45年ぶり、大阪勢同士では初となる同一都道府県決勝で、4万人の観衆が集まった。

 大阪桐蔭夏の甲子園も4回制覇しており、春夏通じての優勝回数を歴代単独5位の「6」に伸ばした。大阪勢のセンバツ優勝は2012年の大阪桐蔭以来10回目、全国制覇は春夏通算22回目となった。昨秋の明治神宮大会を制した履正社は第86回大会(2014年)以来、3年ぶり2回目の決勝進出だったが、春夏通じて初の優勝を逃した。【新井隆一】

 ○大阪桐蔭(大阪)8-3履正社(大阪)●

 雨のため1日順延された決勝。大阪桐蔭は徳山、履正社は竹田の両エース右腕が先発。ともに今大会5試合目のマウンドとなった。

 大阪桐蔭は一回、1番・藤原が右越えアーチを放って1点を先取。先頭打者本塁打は第87回大会(2015年)の宇草孔基(常総学院)以来2年ぶり13本目。決勝では2本目。履正社はその裏、3者連続三振。大阪桐蔭・徳山は上々の立ち上がりとなった。

 大阪桐蔭は一発攻勢で追加点。二回に7番・坂之下が左越え本塁打を放って1点を加えた。六回に藤原がこの試合2本目となる右中間ソロ本塁打を放ち追加点。

 3点を追う履正社は八回、4番・若林の左前適時打で1点を返し、なお2死一、二塁として5番・浜内が左中間二塁打を放って同点に追いついた。

 大阪桐蔭は九回、代打・西島の2点本塁打で勝ち越しに成功、代打本塁打は1回戦の札幌第一(北海道)戦で上野健助(健大高崎)が放って以来、通算5人目。決勝では初。大阪桐蔭はこの回大量5点をあげ、裏の履正社の攻撃をリリーフの根尾が無失点に抑えて優勝を決めた。

後半勝負と思っていた

 大阪桐蔭西谷浩一監督 後半勝負と思っていた。そんなに本塁打を打てるチームではないが、西島は徳山の頑張りに応えるナイスホームランだった。

予想以上に粘ってくれた

 履正社・岡田龍生監督 力の差はあったが、予想以上によく粘ってくれた。竹田は球威がなかった。ゼロからもう一度やり直して、底力をつけたい。

http://mainichi.jp/koshien/articles/20170401/k00/00e/050/311000c

【センバツ高校野球】大阪対決の決勝戦は雨天順延

雨天の悪条件を避けてベストコンディションで試合を行なえる。両校の選手にとっては3連戦を避ける絶好の休養日となる。平日から週末にスライドすることで観に行ける人も増える。三方よしの順延です。

しかし…まずは甲子園行きの電車に乗る前に、言うてほしかった。

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でもって、明日は何をどうやっても、観に行けないんですよ。

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よりによってこんな年に、何でまたこんなことに…。気分的には完全なる独り負けです。

選抜高校野球 決勝「大阪対決」は4月1日に順延
毎日新聞2017年3月31日 09時38分(最終更新 3月31日 12時03分)

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決勝進出を決めて、アルプス席の応援団にあいさつに向かう履正社の選手たち(上)と大阪桐蔭の選手たち

 第89回選抜高校野球大会毎日新聞社、日本高校野球連盟主催、朝日新聞社後援、阪神甲子園球場特別協力)第12日の31日、午後0時半から予定されていた履正社(大阪)-大阪桐蔭の決勝は天候不良が予想されたため、4月1日午後0時半に延期された。

 決勝の順延は2012年の第84回大会の大阪桐蔭光星学院(青森、現八戸学院光星)戦以来、5年ぶり10回目。今大会の天候による順延は第3日の21日に続いて2回目。【安田光高】

http://mainichi.jp/koshien/articles/20170331/k00/00e/050/234000c

第89回選抜高校野球 履正社×大阪桐蔭 初の大阪決戦、水入り
毎日新聞2017年3月31日 東京夕刊

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履正社大阪桐蔭】(左)室内練習場でストレッチをする大阪桐蔭の選手たち。(右)室内練習場で調整する履正社の選手たち=阪神甲子園球場で2017年3月31日、津村豊和、平川義之撮影

 大阪決戦は水入りとなった。31日に予定されていた第89回選抜高校野球大会第12日の履正社大阪桐蔭の決勝は、4月1日に延期となった。日本高校野球連盟の竹中雅彦事務局長は「悪天候が予想されるため、中止を判断した。連戦で疲れている選手を雨の中でやらせるわけにはいかない。いい休養になれば」と、決勝を翌日に順延した理由を説明した。

 両校は午前10時から阪神甲子園球場内の室内練習場で汗を流した。決勝の順延は5年ぶり10回目。大阪桐蔭藤浪晋太郎投手(現阪神)を擁してセンバツ初優勝を果たした2012年にも光星学院(青森、現八戸学院光星)との決勝で延期を経験している。控え投手陣がブルペンで投げ込み、野手陣はフリー打撃やトスバッティングなどで調整。一方、春夏通じて初優勝を目指す履正社は最初の30分間、ウオーミングアップで入念に体をほぐした。

 高校野球界を代表するライバルである両校。昨秋の大阪大会では履正社大阪桐蔭に勝利。一昨年夏の大阪大会は大阪桐蔭履正社に勝つなど、屈指の激戦区でしのぎを削ってきた。近年の甲子園でも活躍が目立つ2校は、春夏通じて初めてとなる大阪勢同士の決勝で決着をつける。【センバツ取材班】

http://mainichi.jp/koshien/articles/20170331/dde/035/050/042000c

【センバツ高校野球】「夢の大阪決戦」が現実となる。

これまであと一歩まで迫ったことは何度かあるものの、実現したことは一度もなかった大阪勢同士の決勝戦。この10年の大阪の高校野球界を引っ張ってきた両雄の激突は、その初めての「大阪決戦」にふさわしいカードだと思います。

注目の準決勝は、条件が許すのであれば、何を措いても観たい試合でした。幸いなことに一部始終を目の当たりにできた2試合とも、戦前の期待に違わぬ好試合でした。



履正社大阪桐蔭。お互い、絶対に負けたくない相手のはずです。この試合の勝敗の行方は、この時代に生きた者として必ず、見届けなくてはなりません。

選抜高校野球 九回勝ち越し 神宮覇者・履正社が決勝進出
毎日新聞2017年3月30日 13時15分(最終更新 3月30日 19時50分)

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履正社報徳学園】九回表履正社1死一、三塁、溝辺のスクイズが野選となり同点(投手・池上、捕手・篠原)=阪神甲子園球場で2017年3月30日、三浦博之撮影

 第89回選抜高校野球大会第11日の30日は準決勝2試合。第1試合は、報徳学園(兵庫)と、昨秋の神宮大会優勝校の履正社(大阪)の対戦。九回に勝ち越した履正社が6-4で報徳学園を降し決勝戦に進んだ。履正社の決勝進出は、準優勝した86回大会以来3年ぶり。

 ○履正社(大阪)6-4報徳学園(兵庫)●

 履正社は1点を追う九回、代打・白滝の右中間二塁打を足がかりに1死一、三塁とし、溝辺がスクイズを決めて同点。さらに1死満塁から若林の右翼への適時打に敵失を絡めて3点を加えた。四回から登板したエース竹田は6回2失点でまとめた。報徳学園は好救援していた池上が最後に力尽き、3番手の津高も勢いを止められず。打線は六回に長尾の適時打で一度は勝ち越し、相手を上回る12安打。九回も1点を返したが届かなかった。

 履正社・岡田龍生監督 九回は先頭の白滝が出たのが大きかった。溝辺の打席はスクイズしか考えなかった。失敗しても次の安田が何とかすると思った。

 報徳学園・永田裕治監督 力の差はあったが、よくこらえてくれた。選手は甲子園を自分の庭のように走り回っていた。高校生の力のすごさに感動した。

http://mainichi.jp/koshien/articles/20170330/k00/00e/050/292000c

選抜高校野球 大阪桐蔭が勝利 決勝は史上初の大阪対決
毎日新聞2017年3月30日 15時48分(最終更新 3月30日 20時35分)

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大阪桐蔭秀岳館】六回表大阪桐蔭2死三塁、山田が右前適時打を放つ(捕手・幸地)=阪神甲子園球場で2017年3月30日、三浦博之撮影

 第89回選抜高校野球大会第11日の30日は準決勝2試合。第2試合は、秀岳館(熊本)と大阪桐蔭(大阪)の対戦。両校エースが好投し投手戦となった試合は、大阪桐蔭が2-1で秀岳館に競り勝った。大阪桐蔭は84回大会以来5年ぶりの決勝進出。第1試合では履正社(大阪)が勝ち進んでおり、決勝戦センバツ史上初の大阪勢同士の対戦となった。

 ○大阪桐蔭(大阪)2-1秀岳館(熊本)●

 少ない好機をものにした大阪桐蔭が接戦を制した。六回2死三塁で、山田が変化球を捉え、右前に落として先制点を奪うと、八回にも山田が左中間適時二塁打を放ち追加点を挙げた。先発の徳山は直球とスライダーを内外角に丁寧に投げ分け、1点を失った後の八回2死一塁の場面では広部にスライダーを振らせ、二飛に打ち取った。秀岳館は先発の田浦が落差の大きいチェンジアップを武器に好投したが、勝負どころで制球が甘かった。

 大阪桐蔭西谷浩一監督 思い通りに打てなかったが、しっかり守ってくれた。(2打点の山田は)左投手が来るので打順を上げた。成長して頼もしい。

 秀岳館・鍛治舎巧監督 大阪桐蔭相手に2失点は想定内。やはり打たないと。(3季連続4強について)壁なんか無いですよ。夏につなげたい。

http://mainichi.jp/koshien/articles/20170330/k00/00e/050/306000c

そして、この対決が実現したまさにその時、PL学園の高野連脱退届が受理されたというニュースが流れるというのも、何とも言えない因果なものを感じます。

部員募集再開の段階で再加盟を申請するとのことですが、問題は野球部にとどまらず、学校や教団そのものにもかかわるようですし、「復活」は簡単ではないでしょう。正直、期待はできないと思っています。

高校野球 PL学園の脱退届受理 大阪府高野連
毎日新聞2017年3月29日 14時21分(最終更新 3月29日 17時12分)

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第98回全国高校野球大阪大会で東大阪大柏原に敗れ、ユニホームを握りしめるPL学園の選手。同校野球部の休部が決まっていた=2016年7月、山崎一輝撮影

 昨夏以降、休部状態だったPL学園高(大阪)野球部が29日、大阪府高校野球連盟を脱退した。22日に脱退届を提出し、この日に受理された。

 PL学園の担当者は「部員がいない状態で名前だけ残しておくのも連盟に迷惑がかかるため、年度末のタイミングで脱退届を出した。部員募集を再開した場合は改めて加盟の申請をしたい」と話した。募集再開の時期は未定という。

 春夏の甲子園を7回制したPL学園野球部は2013年に部内暴力で監督が退任し、15年度から新入部員の募集を停止。16年夏の全国高校選手権大阪大会で初戦敗退してからは、部員がいない状態が続いていた。【大森治幸】

http://mainichi.jp/koshien/articles/20170329/k00/00e/050/299000c

中部空港と関西空港のカプセルホテル開業対決は、中部空港の圧勝

そう、これが「カプセルホテル」というものです。中部国際空港内という条件も考えれば、価格も納得できる範囲でしょう。

カプセルホテル 中部空港ビルに 深夜早朝もOK
毎日新聞2017年3月29日 中部朝刊

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旅客ターミナルビル1階に完成した2段式ベッドのカプセルホテル「TUBE Sq」内部

 中部空港(愛知県常滑市)の旅客ターミナルビル1階に、カプセルホテル「TUBE Sq(チュウブ・スクウェア)」が完成し、28日、内覧会があった。すでに予約を受け付けており、4月8日に開業する。

 中部空港で格安航空会社(LCC)の就航が相次ぎ、今後も深夜・早朝便が増えると予想される。そこで、投資会社や建築会社など計3社でTube株式会社(神田健社長、本社・東京)を設立し、ホテル第1号を中部空港に開く。

 ホテルは延べ約630平方メートル。正面のフロントを挟んで男女別々の入り口がある。飲み物の自販機、ロッカー室やトイレ、シャワー室、洗面台などを備えている。カプセル1室は幅105センチ、奥行き207センチ、高さ93センチ。女性54室、男性84室の計138室ある。24時間利用が可能で、深夜到着や早朝出発、乗り継ぎの客による宿泊・仮眠の利用を想定する。年間5万人の利用が目標という。

 料金は1泊4800円(税別)。また、シャワーも使える仮眠は1時間1000円(同)。問い合わせと予約は同社ホームページか電話へ。【林幹洋】

http://mainichi.jp/articles/20170329/ddq/008/020/004000c

かたや関空。無駄に広い、無駄に高い、ファーストクラスとビジネスクラスを用意してエコノミークラスがない。「カプセルホテル」を愛用する立場としては「使えない物件」というほかありません。

2017.3.28 17:53
関空に高級カプセルホテル 訪日客増に対応、30日開業

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ファーストキャビンの客室「ファーストクラス」

 関西空港内の複合商業施設「エアロプラザ」に、価格帯が高めのカプセルホテル「ファーストキャビン関西空港」が完成し28日、報道陣に公開された。30日に開業する。訪日客が増える中、主に深夜や早朝便の乗客の利用を見込む。

 ファーストキャビンによると、約150室で、4.4平方メートルの「ファーストクラス」と、2.5平方メートルの「ビジネスクラス」の2種類がある。フロアは男女別で、それぞれ大浴場を備えた。基本料金は1泊6200~7200円。同様の施設は羽田空港など全国9カ所で展開している。

 来海忠男社長は「安くて品質の高い客室を提供したい」と話している。

http://www.sankei.com/west/news/170328/wst1703280058-n1.html

ま、関空のヤツは、想定している客層が私のような野良猫を含んではいないんでしょう、たぶん。金持ちはちゃんとしたホテルに泊まるでしょうけど、これだって多少は小金を持ってないと、使おうと思いませんよ。

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別にあってもいいんですよ。でも、仁川空港のこれと一緒で、「お互い関係のない存在」ということになるでしょうね。

仁川空港に「カプセルホテル」ができたらしい。 - 大塚愛と死の哲学

そういう意味では、関空に限らず、「ファーストキャビン」って、あんまり利用するシーンが想像できひんねんけどなあ…。

カプセルホテルってどんなところ?泊まる前に確認しておきたい3つのこと | 宿泊比較サイト「Off to ON」

こういうところが、自分の中で「標準」になってるからかもしれませんけどねえ。

東京赤羽で女性専用フロアがある激安カプセルホテル【ブロックルーム】 ホーム

【センバツ高校野球】2回戦再試合を経て、ベスト8決定

何度か書いてますけど、昨年は、今年も来れるとは思っていませんでした。


4校とも精一杯の戦いだったと思います。あくまで決着をつけようとすれば、再戦の結果は時にこんな風になるものです。


選抜高校野球 主戦三浦完投 再試合制し福大大濠初の8強
毎日新聞2017年3月28日 12時45分(最終更新 3月28日 17時27分)

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滋賀学園福岡大大濠】五回裏福岡大大濠1死一塁、古賀が左中間2点本塁打を放つ(捕手・後藤)=阪神甲子園球場で2017年3月28日、平川義之撮影

 第89回選抜高校野球大会第9日の28日は引き分けとなった2回戦の再試合2試合。第1試合は、一昨日のゲームが1-1の投手戦だった福岡大大濠(福岡)と滋賀学園(滋賀)の対戦。中軸の一発で勝ち越した福岡大大濠が、1回戦のセンバツ初勝利の勢いそのままに、滋賀学園に5-3で競り勝ち、初のベスト8進出を決めた。

 ○福岡大大濠(福岡)5-3滋賀学園(滋賀)●

 福岡大大濠の三浦が3失点完投。序盤は球速を抑えた速球とスライダーでかわし、後半は140キロ台の速球を使い力で押した。打線は同点の五回1死一塁から古賀の左中間2点本塁打で勝ち越した。滋賀学園は一回、知念の左前適時打で先制し、大会初登板で先発した右腕・光本を援護したが、後半は三浦を打ちあぐねた。

 福岡大大濠・八木啓伸監督 三浦は筋肉の張りがないと、本人とトレーナーの意見が一致したから投げさせた。打線には意地の戦いだと言って送り出した。

 滋賀学園山口達也監督 (一度に)2、3点を取れず、なかなか押し込めなかった。棚原は球数が多いので、できるだけ後ろで投げさせようと思った。

http://mainichi.jp/koshien/articles/20170328/k00/00e/050/192000c

選抜高校野球 2ケタ得点で圧勝 最後の8強は健大高崎
毎日新聞2017年3月28日 15時21分(最終更新 3月28日 17時23分)

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福井工大福井健大高崎】四回裏健大高崎2死満塁、山下が右越えに満塁本塁打を放つ=阪神甲子園球場で2017年3月28日、津村豊和撮影

 第89回選抜高校野球大会第9日の28日は引き分けとなった2回戦の再試合2試合。第2試合は、一昨日のゲームが7-7の打ち合いだった健大高崎(群馬)と福井工大福井(福井)の対戦。集中打で大量点をあげた健大高崎福井工大福井を降し、2年ぶりのベスト8にコマを進めた。今大会最後の8強は健大高崎に決まった。

 ○健大高崎(群馬)10-2福井工大福井(福井)●

 健大高崎は初回、先頭・安里の右前安打を足がかりに5長短打を集めていきなり4点を先制。四回にも、7番・今井の適時三塁打、8番・大柿のスクイズで加点、3番・山下に満塁本塁打が飛び出すなど6長短打で6点をあげて突き放した。

 福井工大福井は初回、1死一、二塁の先制機を得たが、走者が打球にあたり守備妨害でアウトになるなど流れを引き寄せることができず苦戦。九回、四死球と内野守備の乱れで2点を返すにとどまった。

 健大高崎の先発・向井は、走者を出しながらも11三振を奪うなど要所を締める投球で被安打3、失点2で9回を投げきり完投。

http://mainichi.jp/koshien/articles/20170328/k00/00e/050/227000c

これでベスト8が出揃ったわけですが、今回は履正社大阪桐蔭の大阪勢と、福岡大大濠東海大福岡の福岡勢が、それぞれ別の山で残っているんですね。可能性としては、同府県対決の決勝戦も十分あり得ると。

明日の準々決勝も、目が離せません。なのに、離さざるを得ないという悪魔の日程…。

大人の階段上ってく

そんなにええもんではなくて。

たまったごみを捨てたり、

積もったしがらみを断ち切ったり、

挨拶できる人には挨拶したり、

ま、そんなところです。

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人知れず、後を濁さず、さよならもなく、

スケジュール通りに君は、いなくなってしまった。