ガンバ大阪、天皇杯決勝へ

よく勝ちきった。ここまできたら、あと一つの壁を越えるしかないでしょ。

満身創痍…G大阪、総力戦制し決勝へ/天皇杯
2008.12.29 20:03
 サッカー第88回天皇杯全日本選手権準決勝(29日、東京・国立競技場)満身創痍(そうい)のG大阪が120分を戦い抜き、決勝への切符をつかんだ。試合後は西野監督が「ロッカールームは野戦病院と化している」と表現するほど、イレブンは総力を使い果たした。

 試合前から不安はあった。アジア王者として挑んだクラブワールドカップ(W杯)から約2週間で5試合目。右足首などに痛みを抱える遠藤は、今大会の準々決勝からFKやCKをけれない状態。山口が「みんな体はボロボロ」と言うように、疲労はピークに達していた。

 案の定、序盤から相手の勢いに押された。それでも前半30分に播戸の左足ボレー、後半35分には橋本のミドルシュートがポストを直撃。そして、0−0のままPK戦かと思われた終了4分前、ついに均衡を破った。

 途中出場の寺田が中盤からドリブルで上がり、絶妙なパスを受けた山崎がGKのまたを抜くシュートを決めた。両足首痛をおしてフル出場した山崎は「後半から脚がつっていた。最後は気持ちだけだった」と誇った。

 2大会ぶりとなる元日の大一番に勝てば、来季のアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)出場権も手に入る。西野監督は「これはタイトルと、その延長にあるものへの執念だと思う。よく戦ってくれた」と実感を込めた。


http://www.sanspo.com/soccer/news/081229/sca0812292009012-n1.htm
http://www.sanspo.com/soccer/news/081229/sca0812292009012-n2.htm


心配は遠藤の怪我の具合だが、仮に決勝を遠藤抜きで戦うとしても、その穴を埋めて戦うしかない。今日活躍した(らしい)寺田や倉田といった次代を担う選手たちに期待したい。

G大阪・遠藤が負傷交代…決勝は微妙/天皇杯
2008.12.29 20:11
 サッカー第88回天皇杯全日本選手権準決勝(29日、東京・国立競技場)G大阪の遠藤が後半31分に交代した。接触プレーで以前から抱えていた右足首の痛みが悪化した。自ら交代を申し出た遠藤は「無理をしたので、状態はよくない」と顔をゆがめた。

 この日は運動量が極端に少なく、利き足ではない左足を多く使うなど、本来のプレーとは程遠かった。中2日で迎える決勝に向け、西野監督は「きょう見る限りはきつい。超回復を祈っている」と話した。

http://www.sanspo.com/soccer/news/081229/sca0812292014013-n1.htm