さあ出かけよう、粘着ヒトデ王を探しに

…そういうつもりで仁川に行ったわけではないのだけど。

粘着ヒトデ王、仁川に現る/やっと少し仁川がわかってきた

この旅行記を読んだときから、ずっと気になっていた「粘着ヒトデ王」。仁川に行った目的はちっとも果たせなかったのだけど、せめてこれくらいは見ておこうと月尾島へ。仁川広域市サイドは観光地としてここをさらに開発する気満々のようなのだが、途中の道を歩くと観光もへったくれもあったもんではない。ただ工場が並ぶ殺風景な光景。これはそう、まさに大阪の桜島そっくりだ。

公園や遊園地を抜けて海沿いまで出てくると、そこにいた。「粘着ヒトデ王」が変わらぬ姿で…。

期せずしてほぼ同じ角度からの写真を取ることができた。おかげで、粘着ヒトデ王の背後に立っていた柱と横に転がっていた鉄柱の使い道も明らかになった。
月尾島には、今年2009年8月完成予定でモノレールを走らせる計画があって、その工事が進行中らしいのである。柱の上に見えるのは、そのモノレール軌道である。

仁川市が都心観光モノレール着工へ、来年7月完工

 仁川市は17日、国内初の都心観光用モノレールを6月に着工し、来年7月に完工する計画だと明らかにした。市は今月中にも、モノレールが設置される中区、事業施行者の仁川交通公社と3者間実施協約を結び、設計・施工業者を選定する計画だ。
 モノレールは仁川交通公社が830億ウォン(約94億円)を投じ、京仁線仁川駅と月尾島を結ぶ月尾循環路線6.2キロメートル区間に建設される。路上に高さ5〜13メートルの支柱を立て、その上にレールを設置する。1編成(2両)当たりの定員は64人で、平日は15分間隔、週末・休日は5分間隔で有料運行する。

 市は来年8月の仁川世界都市博覧会開催に合わせ、モノレール開通に狂いが生じないよう路線施工と車両製造を並行して進める計画だ。

http://www.wowkorea.jp/news/Korea/2008/0117/10039167.html

いやまあ、別にいいんですけどね。おかげでせっかくの月尾島の景観が…とは思いません?
そりゃモノレールからの眺めはいいんでしょうけど、窓からの眺めを売りにしてきた店はこれでいいんですかね。空き店舗もところどころ目に付くこの不景気ですから、観光の起爆剤としての期待の方が高いんでしょうか。



月尾島にとっては大事なはずのこの記念碑も、この冷遇振りですよ。まったく。

ところで、2月といえば海を売りにしている観光地はオフシーズンといってもいいと思うのだけど、月尾島の遊園地は大賑わいを見せていた。

その視線の先はこれだった。


円盤脇のブースにいるDJとの掛け合いと派手な動きとで、見ている人も大笑い。
しかし、こんな日にこんな乗り物、「アベックだらけー!」かと思いきや、男だけで乗り込むヤツらもけっこういたりして*1
ともかく、女の子がスカートで乗るのはやめといた方がいいですよ。もちろん、男のスカートがいいとか言っているわけではないです。

*1:まあ、いちばん盛り上がるのは、振り落とされようとする彼女を彼氏が必死で支える場面と決まっているんですが。