韓国科学技術研究院（ＫＩＳＴ）というのは、理系の研究教育機関としてソウル大・浦項工大と並んで有名な韓国科学技術院（ＫＡＩＳＴ）とは別の組織で、ソウルにあります*1。
これの事業自体はどうやら、亀尾の朴正熙記念事業とは別のもののようですね。
2009/10/21 13:00 KST
科学界、朴正熙元大統領の記念館設立事業を本格化【ソウル２１日聯合ニュース】朴正熙（パク・チョンヒ）元大統領の逝去３０年を２６日に控え、科学界を中心に記念事業が本格化している。
韓国科学技術研究院（ＫＩＳＴ）が２１日に明らかにしたところによると、同研究院ＯＢらは２３日にソウルのＫＩＳＴ本院で「ＫＩＳＴ設立者・朴正熙大統領国際記念館」設立事業団を正式に発足する。
約４０００人のＯＢらは、当日にはホームカミングデーイベントを催し、社団法人設立認可を得た「ＫＩＳＴ研友会」事務室の看板を掲げる懸板式を行うとともに、ＯＢ総会で「朴正熙記念館」事業団の活動内容を確定する計画だ。
研友会はひとまず、ＫＩＳＴ内に２１００平方メートル規模の用地を確保し、３３０平方メートル規模で１階建て記念館を設立し、残りの空間にはＫＩＳＴを訪問した国際学者らが滞在できる４階建ての国際ゲストハウスを建てる予定だ。
記念館には朴元大統領の銅像や科学技術発展に関する朴元大統領の写真などが展示される。予算は１００億ウォン（約８億円）程度を見込んでおり、主要企業や一般市民を対象に募金活動を展開する。
元ＫＩＳＴ院長の朴元勲（パク・ウォンフン）研友会会長は、「記念館設立は単に朴元大統領への郷愁のためではない。科学技術の重要性に対する１人の国家指導者の正確な認識がいかに国家発展に寄与したか、理工系を忌避する傾向の今日に、生きている教育の場としての役割を果たすだろう」と強調した。
http://japanese.yonhapnews.co.kr/society/2009/10/21/0800000000AJP20091021001400882.HTML
