新スタジアムといい、新球場といい…

…できないもんはどうやったってできないもんです。

新スタジアムプロジェクトについて 皆さまの声をお聞かせ下さい!

これ、どこをどう読んだって、ガンバ大阪の新スタジアム建設がはかどってるようには読み取れんし。

ま、当分無理やな。

でも、光州と勝負して負けるようなら、サポーターとしても黙ってられんぞ。

記事入力 : 2009/10/28 17:02:23
【コラム】新球場建設が待ち望まれる韓国球界(上)

 最近の野球人気はすごい。野球記者を20年やっているが、最近ほど球界が盛り上がったことはなかった。先日終わった韓国シリーズは7回戦まで行われ、視聴率が15%を超えるほどだった。1980−90年代に最強チームだったヘテの後を継いだ起亜が12年ぶりに韓国一になり、湖南地方の野球人気は想像を絶するほど高まっている。その影響からリトルリーグのチームが急増し、球場が不足しているとのことだ。

 韓国野球を語る上で、劣悪な球場施設の問題は常に登場する話題だ。起亜の本拠地・光州無等総合競技場野球場が建設されたのは1965年。何度か補修工事を行ったとはいえ、金を出して野球を見たいという気になれないほど施設が劣悪だ。プラスチック製の座席が割れているのはざらで、トイレは汚く悪臭が漂い、小便を我慢する子どももいるほどだ。

 韓国シリーズ前の15日、起亜とSKの監督と主将による会見が行われたが、球場内に会見場がなかったため、多目的体育館で行われた。当時、起亜の主将・金相勲(キム・サンフン)は「韓国シリーズが全国で最も老朽な光州球場で行われることになり、ファンに申し訳なく恥ずかしい」と謝罪した。大邱球場は1948年に建設され、既に還暦を超えた。一度3塁側ベンチが崩れたが、建て替えることなく鉄製のはりで支えているだけだ。

 幸い、最近になって各地で新たな球場の建設が検討されている。京畿道安山市は2012年の完成を目指しドーム球場を建設することにし、年末までに事業者を選定する予定だ。事業費4000億ウォンを超える大型プロジェクトだが、安山市は財源の確保や収益性については楽観している。安山市の関係者は「プロ球団を誘致し、1年に60日以上試合を行い、各種イベントなどを行えば採算性は十分に見込める」と主張した。

http://www.chosunonline.com/news/20091028000074

記事入力 : 2009/10/28 17:02:27
【コラム】新球場建設が待ち望まれる韓国球界(下)

 一方、ソウル市が建設している高尺洞のドーム球場は2011年12月に完成予定だ。同球場は当初、収容人員2万人で観客席の一部に屋根を設けるハーフドーム形式で建てられる予定だったが、昨年の北京五輪の優勝と3月のワールド・ベースボール・クラシックWBC)準優勝後、完全ドーム球場の建設に変更した。同球場もプロ球団の誘致に自信を持っている。安山市と高尺洞のドーム球場建設のおかげで、現在木同球場を本拠地とするヒーローズの株価が上がっている。一部建設業者によると、ヒーローズの財政状態が良くないことから、スポンサー契約を結び、安山市への本拠地移転を勧めているという。

 光州でも球場建設の話がよく取り上げられる。朴光泰(パク・グァンテ)光州市長は7月、光州でのオールスター戦で「10月までに球場新設の計画を発表したい」と約束し、ファンから拍手喝さいを浴びた。しかしまだ具体的な計画は出ていない。光州市は13日、「ドーム球場を建設するため韓国の建設業者と協議中」と発表したが、ファンはまったく信じていない様子だ。韓国野球委員会KBO)の兪栄九(ユ・ヨング)総裁は「裏切られたという感じ」とまで言っている。

 地方選挙のためであれ建設による利益のためであれ、野球ファンとしては新しい球場で試合を見たいという期待はある。だが、新たに建設される球場がサッカーのワールドカップ競技場のように、税金の無駄遣いになってはならない。

高錫泰(コ・ソクテ)記者

http://www.chosunonline.com/news/20091028000075


上が大阪・万博記念競技場、下が光州・無等総合競技場。こうして改めて比べてみると、けっこういい勝負な気がしてきた…。