ガンバ大阪、優勝戦線に踏みとどまる。

残り3節、次節の鹿島アントラーズとの直接対決を控えて絶対に負けられない一戦をNHKで観戦。
厳しい状況の中で、よく勝ち切ったと思う。
経験の差は、確かに感じた。かつてこういう試合で見られたバタつく場面がなかったのは、ホントに心強く、素晴らしい。
でもまだ、挑戦権を失わなかったというだけ。自力優勝がない中、できるのは勝ち続けることしかない。

G大阪、ここ一番で精神力発揮!優勝争いに残る
2009.11.21 18:08


清水−G大阪 後半25分、2点目のゴールを決めてG大阪・ルーカス(左)、ペドロジュニオール(右奥)に祝福されるチョ・ジェジンアウスタ

 J1第32節第1日(21日、清水0−2G大阪、アウトソーシングスタジアム日本平)負ければ優勝争いから脱落するチーム同士の緊迫した一戦は、経験の差が明暗を分けた。G大阪が心憎いばかりの試合運びで、4年ぶりの頂点に可能性を残した。

 前半14分、高木が中央にパスを入れ、ルーカスが左足でゴール。「落ち着いて、集中して、と考えていた」とブラジル人FWは勝利へのはやる気持ちを抑えながら、先制点をもぎ取った。

 優勝への望みをつなぎたい清水はがむしゃらにゴールを狙ってきたが、G大阪の守備陣は冷静に対処しながら、後半25分のチョ・ジェジンの追加点につなげた。

 昨季まで清水に所属していた高木は言う。「経験の差。G大阪と清水では、ここ一番での落ち着きが全然違う」

 常に頂点を狙うチームだけに、大事なところで力を出し切るすべを誰もが心得ている。一時は首位に立ちながらも4連敗で優勝の望みが絶たれた清水に対し、G大阪はこれで9戦負けなし。2チームの成績がすべてを物語っている。

 G大阪は次節、鹿島との大一番を迎えるが、遠藤は「力まず、楽しみたい」。しびれるような緊張感の中でも、自然体で戦えるのがG大阪の強さだ。


清水−G大阪 前半、G大阪・遠藤と競り合い倒れる清水・岡崎=アウスタ

G大阪・西野監督

「選手たちが(勝利への)強い気持ちを持っており、キックオフの瞬間からいい試合をやってくれると思った。みんなが連動して全体的に試合をコントロールできた」

http://www.sanspo.com/soccer/news/091121/sca0911211810007-n1.htm