DMC→金村→龍尾里→光化門

今日は久々に少し寒さが緩んだ(=氷点下10度を上回った)ので、ちょっとだけ郊外にお出かけ。
スタートは地下鉄6号線と電鉄京義線の乗換駅・디지털미디어시티(デジタルメディアシティー)駅。この駅は横に車両基地があって、奥の方にヘラン号が見えた。

ちなみに、去年電化されたソウル駅‐문산(汶山)間の京義線だが、ソウル駅発の電車は全体の数分の一、1時間に1本程度であって、それ以外の電車はこのデジタルメディアシティー駅発着になる*1
で、その電化された京義線に乗って向かった先は、금촌(金村)駅である。ネット上の旅行記にしばしば見られる古びた駅舎は姿を消し、電鉄中央線などでよく見かけるスタイルの高架駅になっている。

そうした旅行記に出てくる金村駅は、おおむね統一展望台への最寄り駅として登場するのだが、現在は、統一展望台へ行くにはここを経由するよりも、地下鉄6号線の合井駅や3号線の大化駅からバスに乗るというより便利で確実なルートがある。詳しくはこちらをどうぞ。

展望台へ行くバスについて(2009年春ダイヤ修正版)

というわけで、今回の目的地はそこではない。金村駅前で1時間に1本しか来ない坡州マウルバス100-72番を待つ。30分ほど待ったところでそのバスが来たので乗り込む。出入り口一つのマイクロバスで目指すのは終点の용미리(龍尾里)である。

ところがここでトラブル発生。乗った便は、용미리まで行かず、광탄삼거리(廣灘三叉路)で折り返すのだという。運転士の言っていることを聞くと、どうやらここで降りて乗り換えろということらしい。

幸いなことに、同じようにここで乗り換えて龍尾里に帰るところだというハルモニが「一緒に来たらいい」と言ってくれたので、それにおとなしく従って付いていくことにする。

程なくやってきたバスは、ソウル市内で見慣れた幹線バスの青色をしていた。このソウル市内バス703番がこんなところに来るとは、NAVERの地図検索では教えてくれなかったぞ。

ともあれ、それに乗って、ハルモニと一緒に용미4리(龍尾4里)で降り、目的地に上がっていく道の途中にあったハルモニの家の前でお礼を言って分かれ、さらに坂を上っていった。



長くなるので、この場所についてはまた改めて。ともかく、このソウル市立龍尾里第2墓地へ行くには、ソウル駅前発着で、西大門駅や独立門駅ほか地下鉄3号線の各駅と接続して高陽市を経由する、광탄(廣灘)行きの703番のバスに乗れば直行できる、ということだけは、声を大にしてここに書きとめておきたい。

したがって帰りは坡州市内を経由することなく、この703番にもう一度乗って、光化門まで行ったのである。

*1:時刻表では「DMC」、電車や駅の行き先表示では「디엠시(ディーエムシー)」などと表示されている。