国際ワークショップ『最近の葬墓地をめぐる詩学と政治学:韓・台・日からの「喪ノ学」事始』

昨日のメモを書くためにちょっと調べものをしようとしたときに知ったのですが、ちょうどそれに関係するようなワークショップが開かれるとのこと。

国際ワークショップ 『最近の葬墓地をめぐる詩学と政治学:韓・台・日からの「喪ノ学」事始』
(The Poetics and Politics of the recent Grave in Korea, Taiwan and Japan)

■日時: 2010年1月24日(日) 午後13時30分から午後16時30分まで(17時より懇親会)
■場所: 京都大学総合博物館セミナー室
http://www.museum.kyoto-u.ac.jp/
■主催: モノ学・感覚価値研究会
http://homepage2.nifty.com/mono-gaku/

■企画趣旨
現在、日本のみならず近隣の韓国・台湾においても、従来の葬送墓制イメージを覆すような実践が展開しつつある。今回のワークショップでは特に撒骨・樹木葬へ焦点を当て、いわゆる伝統的な葬送墓制とどんな点が相違するのか、ここ数年の変化を報告するに留まらず、それぞれの地域の近代化(すなわち、ここ百年ほどの時間軸)とも関わらせる議論を目指したい。

■話題提供

基調講演: 金時徳(韓国国立民俗博物館・民俗学
演題:「韓国葬墓文化の革新-自然葬」

話題提供: 高村竜平(秋田大学文化人類学
演題:「韓国政府の墓地政策:1960年代から1990年代まで」

話題提供: 角南聡一郎(元興寺文化財研究所・考古学/民俗学
演題:「現代台湾における新しい葬墓制−納骨塔と樹木葬に注目して−」

話題提供: 土居浩(ものつくり大学生活学/地理学)
演題:「エコ問題としての葬送墓制―世紀転換期日本の事例から―」

■コメント: 島薗進東京大学・死生学、宗教学)

■総合討論(全員)


http://kokoro.kyoto-u.ac.jp/jp/event/2009/12/new_8.html

たいへん興味深いのですけど、遠く京都で開催されるようで、「ちょっと行ってくる」というわけにはいきませんです…。