「勉強の神」シンドロームさらに

下にあるように、視聴率がもっとよいドラマは他にもたくさんあるんですけど、こんな感じでいろいろと話題を呼んでいるという意味では、「勉強の神」は数字以上に注目度が高いようです。

比較するのにちょうどいい記事があったのでクリップ。

阿部寛とキムスロとの比較は、キャスティングを知ったときから注目していたわけですが、そこからお互いに演技派俳優として評価されていくとすれば嬉しいことです。

確かに、日本と韓国とでは入試の形態が違いますけど、「勉強の神」の最後に披露される勉強法は、そうした入試形態に特化した内容にはそれほど見えません。ある意味、この作品で述べられる勉強法ってのは、それほど奇をてらったものではないですし、自分自身がやってきたこととも重なってるところが多いような気がします。

まあ、東大に縁はありませんけどね。

ともあれ、今後、韓国の実情に合わせてストーリーがどう展開していくか、楽しみにしておきましょう。

記事入力 : 2010/01/19 08:10:52
『勉強の神』VS『ドラゴン桜』、ここが違う!(上)

 KBS第2の新月火ドラマ『勉強の神』人気で、同様の題材を描いた日本のドラマ『ドラゴン桜』が5年の時を経て再び話題になっている。

 『ドラゴン桜』は2005年にTBSで放送されたドラマで、同名の日本の漫画が原作だ。

 『勉強の神』は第4話で視聴率26.3%(TNSメディアコリア調べ)をマークし、絶好調。ファンの間では『勉強の神』と『ドラゴン桜』を比べるのがホットな話題だ。両ドラマの比較ポイントは次の通り。

■アイドル韓日戦

 『勉強の神』も『ドラゴン桜』も若手俳優が目を引く。『勉強の神』はユ・スンホ、コ・アソン、イ・ヒョヌ、ジヨン、イ・チャンホというキャスティング発表時から注目を浴びていた。このドラマは、スタート前からそれぞれ違う個性や年齢、優れた演技力を持つ5人がドラマ界に新風を吹き込むと期待されていた。事実、この5人組には「コンシンドル」(韓国語で「『勉強の神』のアイドル」の略)という愛称までつけられ、人気急上昇中だ。

 『ドラゴン桜』の「特別進学クラス」5人組を演じた山下智久長澤まさみ小池徹平新垣結衣中尾明慶は、ドラマ終了後に爆発的な人気を呼び、俳優としても引く手あまただ。

 では、両ドラマで出来の悪い高校生を演じている10人の違いは何だろうか。「立派に育った国民の弟」ことユ・スンホと、日本で「山P(やまぴー)」という愛称で知られ、人気アイドルグループNEWSのメンバーでもある山下智久は「反抗的な問題児の魅力対決」、出演映画が観客1000万人を動員した演技派子役コ・アソンと、日本人が一番好きな女優に選ばれた長澤まさみは「演技力対決」、期待の星イ・ヒョヌと「ジュノン・ボーイ」で歌手でもある小池徹平の「歌・ダンス対決」などが主な比較ポイントだ。

 だが、『勉強の神』ファンは、「『勉強の神』はイ・チャンホ以外の4人が実生活でも高校生のため、高校生らしさという点でリアリティーがある」と分析している。

■韓日を代表する俳優のカリスマ対決

 若手俳優だけでなく、破産の危機にひんしている高校を救うことになる教師役のキム・スロ阿部寛のカリスマ性みなぎる演技も比較ポイントだ。

 二人ともそれぞれの国を代表する演技派俳優。阿部寛は『トリック』『HERO(ヒーロー)』『結婚できない男』などのドラマで存在感を示してきたが、キム・スロは『勉強の神』がデビュー12年目にして初のドラマだ。

 阿部寛の場合は、お粗末な大学教授役でコミカルな演技を見せた『トリック』シリーズとは打って変わり、『ドラゴン桜』では見事なイメージチェンジを果たした。約190センチという長身に鋭い目、みなぎるカリスマ性で、全く見込みのない生徒たちを東京大学へと導く弁護士・桜木建二役を見事にこなしたと評価されている。

 一方、数多くの映画やバラエティー番組で笑いを提供してきたキム・スロだが、『勉強の神』ではしばらくの間、笑いを封印する。今のキム・スロは、その鋭い目が話題だ。特に、生徒たちに向かって「落後者になりたくなければ国立天下大学に行け」と力説するシーンでは、独特の大きく力強い声にあらゆるパワーを込め、阿部寛顔負けのカリスマ性を発揮している。

パク・ミエ記者

http://www.chosunonline.com/entame/20100119000007

記事入力 : 2010/01/19 08:12:16
『勉強の神』VS『ドラゴン桜』、ここが違う!(下)

■入試の達人たちによる受験テクニック伝授

 『勉強の神』も『ドラゴン桜』も大学入試をテーマに、三流高校の劣等生たちが入試の達人たちの受験テクニックを伝授され、一生懸命勉強することで成長していく過程を描いている。

 だが、『ドラゴン桜』が東大合格の秘訣(ひけつ)に焦点を当てているとすれば、『勉強の神』はタイトル通り、「勉強の神」になる戦略を伝授しているといえるだろう。

 『勉強の神』を演出しているユ・ヒョンギ・プロデューサーは、まず「『勉強の神』を『ドラゴン桜』のリメークだと思っている方が多いようだが、日本の漫画『ドラゴン桜』の中核部分を持ってきているだけ」とクギを刺した。

 そして、「日本は各大学で試験が違うこともあるが、韓国は修学能力試験(修能=日本のセンター試験に相当)という共通試験を受ける。教育や入試の背景が違うため、ドラマの内容もかなり変わらざるを得ない」と説明した。

 ドラマ関係者は「現在、トップクラスの名門大入試のため現場に携わっている専門家により顧問チームを構成、韓国の実情に合わせ、実質的な勉強戦略法を伝授する。『勉強はダメ』と自暴自棄になっている劣等生たちに、『なせば成る』という希望のメッセージを伝えたい」と話している。

 実際、日本では『ドラゴン桜』放送後、大きな反響があった。ドラマが放送された翌年、06年度の東大志願者数が12%も増加したという記事が報じられたのだ。

 韓国でも反響が高い。教育熱心な保護者や入試を控えている受験生たちは、『勉強の神』が紹介している受験テクニックに強い関心を示している。『勉強の神』は韓国の入試制度にどんな影響を与えるか、目が離せない。

パク・ミエ記者

http://www.chosunonline.com/entame/20100119000008

記事入力 : 2010/01/18 11:57:14
視聴率:KBSが週間1−4位を独占

 1月はKBSの番組が視聴率で大奮闘している。

 TNSメディアコリアが11日から17日まで放送された番組の視聴率を集計・発表した資料によると、週末ドラマ『怪しい三人兄弟』(KBS第2)が36.5%で1位、夜の帯ドラマ『みんなでチャチャチャ』(KBS第1)が33.3%で2位になった。

 3位は29.0%で水木ドラマ『推奴(チュノ)』(KBS第2)が、4位は26.6%でバラエティー番組『ハッピーサンデー』(同)だった。

 このため、KBSは週間視聴率の1−4位を独占し、年明け早々、視聴率最強局に浮かび上がった。

 このほか、月火ドラマ『勉強の神』(KBS第2)は24.7%と、前週の16位から6位へと躍進。バラエティー番組『ハッピートゥギャザー』(同)18.3%、『ギャグコンサート』(同)18.2%も前週とほぼ同じで、安定した人気を保っている。

チャン・ソユン記者

http://www.chosunonline.com/entame/20100118000043