ガンバ大阪、京都サンガをねじ伏せて3位キープ

NHK総合での生中継があったんですが、全日本大学女子駅伝の佛教大と立命館大の対決に目が行って、前半の観戦をパスしてしまいました。その前半は京都サンガが押しまくっていたようで、結果的にガンバのいいところだけを見ることができました。この時期の残留争いしているチームは怖いですし、ただでさえ関西勢には苦戦することの多いガンバですから、佐々木・平井の2ゴールで京都を振り切ることができたのは幸いでした。

名古屋も鹿島も負けていませんし、4位以下も踏みとどまる中、取りこぼしてはいられない一戦でしたから。

逆転優勝狙うG大阪、すき見逃さず2得点
2010.10.24 18:15


後半21分、先制ゴールを決め喜ぶG大阪・佐々木。左は宇佐美=西京極

 J1第27節第2日(24日、京都1−2G大阪、西京極)持ち味の攻撃力を存分に発揮したとは言い難い内容だった。それでも、相手のすきを見逃さずに後半に2点を奪い、勝ち点3を手にしたところがG大阪の強さだ。

 前半に放ったシュートはわずかに2本。京都の出足の鋭い守備を崩せず、ボールを持っても横や後ろへ回すだけ。中盤でボールを奪われ、ピンチになる場面も目立った。西野監督は「素早いプレスに戸惑って、前への力を出せなかった」と指摘した。

 重苦しい雰囲気を打ち破ったのは、後半から途中出場した佐々木だ。後半21分、遠藤からの長いスルーパスで完全にDFの裏に抜け出した。冷静に右足で流し込んだ佐々木は「最初は外に飛び出そうと思ったが、中にボールをくれたのでシュートにいけた」と、遠藤に感謝した。

 選手起用がぴたりとはまった形の勝利に、西野監督は「今のうちには良くなるのを待ってる余裕はない。悪ければどんどん代えていかないといけない」と強調する。逆転優勝に向け、首位名古屋との勝ち点差は8。遠藤は「僕らは全部勝つしかない」と短い言葉に決意を込めた。


こぼれ球を押し込み2点目を決めるG大阪・平井(左)=西京極

http://www.sanspo.com/soccer/news/101024/sca1010241817011-n1.htm

G大阪、途中出場の明神がリズム生み勝利
2010.10.24 18:14

 J1第27節第2日(24日、京都1−2G大阪、西京極)G大阪は守備の大黒柱、明神が後半から途中出場したことで遠藤の負担が減り、攻撃にリズムが生まれた。

 けがで戦列を離れていた明神にとって、リーグ戦の出場は8月29日以来で「体力的にはきついところもあった」と振り返る。それでも、空いたスペースを埋める動きで相手に勢いを与えず「集中力を高めていいプレーをしようと思っていた」と息をついた。(西京極)

http://www.sanspo.com/soccer/photos/101024/sca1010241817011-p1.htm