馬山球場の改修

馬山球場には2度ほど行ったことがあります。その時には、かつての日生球場大阪球場のような時代感を感じさせるところでした。

3年ほど前に訪れたときも改修工事中でしたが、この記事の写真を見るとそれからさらにリニューアルされていますね。





記事入力 : 2012/04/11 08:39
野球:NCダイノス馬山球場を改修、1軍入りに弾み

座席数1万6000席に減らし、間隔広げテーブル席を増設
電光掲示板フルHD LEDスクリーンに…2014年には3万席のスタジアム完成


韓国プロ野球9番目の球団、NCダイノスのホームスタジアムとして使用される馬山球場は9日、改修工事を終えた。1塁・3塁側に設けられたダイナミック・ゾーンでは、選手たちのプレーやベンチの様子を間近に見ることができる。/写真提供=NCダイノス

 新生チームNCダイノスの本拠地・馬山球場(慶尚南道昌原市)は14日、NCのフューチャーズリーグ(2軍)本拠地開幕戦を前にリニューアルした。

 馬山球場はもともとロッテ・ジャイアンツの準本拠地だった。球場を受け継いだNCは、昨年10月から大々的な改修を開始、昌原市が予算100億ウォン(約7億1000万円)を支援した。NCと昌原市の関係者は改修の参考にするため、昨年9月に2回にわたり、韓国より進んでいる日米の球場を視察した。

 9日に改修工事を終えた馬山球場は、すっきりして高級感が出た。古かった本部席の屋根が撤去され、特殊素材で作られた大型の日よけとそれを支える柱8本を設置。建物全体を白く塗り、観客席のいすやフェンスはNCのチームカラーであるディープブルーで統一した。電光掲示板は横20.6メートル、縦7.35メートルで、フルHD LEDスクリーンになった。

 座席も種類が増え、快適になった。新しい馬山球場は座席数がこれまでの2万1600席から1万6000席へと減った。観客の快適さを重視し、前後の間隔を広げたためだ。本部席の日よけの下にはスカイボックス、ホームプレート後方にはテーブル席が拡充された。1・3塁側のダイナミック・ゾーンでは、すぐ横でダッグアウトの様子を見ることができる。また、1・3塁側スタンドのトイレも2カ所から6カ所に増えた。

 グラウンド施設も向上した。マウンド・打席・ブルペンに敷いてある土は、水はけがいい火山石を材料としたものに入れ替えられた。安全フェンスはこれまでの55ミリから、韓国で初めて米大リーグ並みの厚さ100ミリになった。1・3塁ダッグアウトやロッカールームも広くなっている。NCのユン・ソクジュン球場管理チーム長は「練習試合をしに来た他チームの2軍選手たちも、新しいロッカールームを見てとても驚いていた」と話す。

 しかし、NCはこれで満足するのではなく、2014年末までに最大3万席規模の新球場を完成させる計画だ。昌原市の予算1300億ウォン(約92億円)が投入される新球場は現在、候補地の最終選定中だ。新球場が完成すれば、馬山球場は2軍・アマチュア専用球場になる。

 NCの親会社NCソフトのイ・ジェソン対外協力常務は「今年前半に新球場の最終候補地が決まるだろう。15年には新球場で開幕戦を行いたい。リニューアルが終わった馬山球場だけでなく、新球場が完成すれば、釜山・社稷球場にも引けを取らないほど競争力が付くだろう」と話している。

 10日のフューチャーズリーグ開幕戦は、尚武が警察庁に4−0、サムスンはロッテに4−2で勝った。NC対ネクセン、ハンファ対起亜、斗山対SKの試合は雨で中止になった。

キム・ドンヒョン記者

http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2012/04/11/2012041100567.html

で、これを2軍球場にしてさらに大きな新球場を作るとなれば、昌原も釜山や仁川並みに施設の整った野球どころになる期待も高まることでしょう。いつか再訪したいと思います。