このバカ記事を誰がバカにできるのか

旧ソウル駅が現役バリバリだった頃から、この界隈はよく知っています。もちろんこの通路も、しばしば使いました。ソウル駅の中を通らずに西部駅側から反対側へ抜ける近道ですから。

最近は実際に姿を見かけることが減っていますけど、かつてはこの通路からソウル駅前広場にかけてのエリアは、ホームレスと思しきおっちゃん(やおばちゃん)の集うところでした。

김진호기자 순례기 - 욱일승천하시라는 덕담에 가려진 서울역 노숙자들의 처참한 광경이라니!


しかしまあ、なんて能天気な調子で書いているんでしょう。「どこかに」って、どこへやねん。

記事入力 : 2012/10/18 10:16
ソウル駅舎周辺のホームレスがいなくなったワケ



旧ソウル駅舎(文化駅ソウル284)と駅舎の裏手をつなぐ通路。8月16日にはホームレスがたむろしていたが(写真上)、今月8日に菊の鉢が置かれてからはホームレスの姿が見当たらなくなった(写真下)。/写真提供=旧ソウル駅舎

 多くのホームレスがたむろしていた旧ソウル駅舎(文化駅ソウル284)とソウル駅裏手の周辺から、ホームレスが消えた。これまで、バリケードを築いても1日2回水で清掃してもいなくならなかったホームレスをこの場から立ち去らせたのは、400鉢余りの菊の鉢植えだった。

 旧ソウル駅舎やソウル駅裏手周辺はアジア通貨危機以降、ホームレスのたまり場になっていた。ホームレスがラーメンを作ろうとして火災を起こしたり、ホームレスが別のホームレスを殺害したりする事件も発生した。史跡第284号に指定された旧ソウル駅舎を訪れる市民や観光客は、昼間から寝転がったり、酒を飲んだりするホームレスに眉をひそめるのが常だった。

 この状態に頭を抱えていた旧ソウル駅舎の関係者たちは、数回にわたる会議の末、この場所に植木鉢を置くことにした。今月8日、半信半疑ながら旧ソウル駅舎とソウル駅裏手をつなぐ通路120メートルの区間に菊の鉢植え220鉢を設置した。

 効果はすぐに表れた。この場所で酒盛りをしていた20人ほどのホームレスたちがいなくなったのだ。ソウル駅派出所のチ・テイン署長は「鉢植えを置いて以降、ホームレスたちが行方をくらませた」と話した。

 これに自信を得た駅舎関係者は、16日には旧ソウル駅舎の前面80メートルの区間に菊の鉢植え180鉢を新たに設置した。すると、旧ソウル駅舎前にたむろしていた50人余りのホームレスは一気に10人ほどに減った。駅舎の関係者は「かつてバリケードを築いたとき、ホームレスたちは全く意に介さず酒盛りをしていたが、植木鉢を置いてみると、きれいな場所を汚したくないと思ったのか、どこかに去っていったようだ。菊の鉢を1、2カ月間置いておき、冬にはコノテカシワの鉢に取り換える予定だ」と話している。

ユン・ヒョンジュン記者

http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2012/10/18/2012101800859.html


もっとも、こういう現実も他方ではあるわけです。アメリカはともかく、大阪駅だってソウル駅と同様、個人的にはよく知っているエリアです。いろんな意味で、遠い話ではありません。

亜米利加よもやま通信〜コロラドロッキーの山裾の町から - 第12回:春とホームレス その1

亜米利加よもやま通信〜コロラドロッキーの山裾の町から - 第13回:春とホームレス その2

若い男ら「謝れ」と何度も顔を踏みつけ…大阪駅ホームレス暴行死、直前にも複数襲撃
2012.10.15 14:10


路上生活の男性が暴行されたとみられるJR大阪駅の高架下=14日午後、大阪市北区(沢野貴信撮影)

 大阪市北区のJR大阪駅周辺で13〜14日にホームレスの男性5人が暴行を受け、1人が死亡した事件で、12日未明にも複数のホームレスの男性が襲われていたことが15日、わかった。被害者によると、襲ったのはいずれも4〜5人の若い男だったという。

 初秋の肌寒さを感じるようになった12日未明。阪急ターミナルビル前の路上で寝泊まりをしていたホームレスの男性(61)は寒さをしのぐための段ボールの囲いを突然、若い男に蹴り飛ばされた。

 「何すんねん」。男性はたまらず抗議したが、男は「謝れ、謝れ」と連呼しながら、男性の顔を踏みつけるように蹴り続けたという。その場にいたのは5人ぐらいの若者だった。男性は「蹴られたところは今も痛くてたまらない」と青黒く腫れた左目を指さし、声を震わせた。同駅周辺では襲撃事件が相次いでいることから、しばらくは別の場所で寝泊まりするという。

 同じ夜、阪急百貨店イングス館前でも2人のホームレスが作業着姿の男たちに襲われた。このうちの1人の男性(62)は「男たちは無言で蹴り続けてきた。怖くてたまらなかった」と話した。

 一方、亡くなった富松さんは2〜3年前から同駅の高架下で生活をしていたという。13日夜に富松さんの知人という別のホームレスの男性(64)は「(富松さんは)顔が赤く腫れていた。自分も酔っ払いに絡まれて頭や腹を蹴られたりすることはよくあるが、まさか殺してしまうなんて。人の命を何だと思っているのか」と憤った。飲食店従業員の女性は「ポイ捨てされたごみを拾ってくれたり、いつもにこにこと愛想のいい人だった」と振り返った。

http://sankei.jp.msn.com/region/news/121015/osk12101515030001-n1.htm

【ホームレス襲撃】「じゃまやねん」 襲った男ら自転車で逃走
2012.10.16 14:24

 大阪市北区のJR大阪駅周辺でホームレスの男性5人が数人組の男から暴行を受け1人が死亡した事件で、被害に遭った40代の男性が「寝ていたところ若い男4人に殴られた。全員、自転車に乗っていた」と証言していることが15日、大阪府警への取材で分かった。府警は男らが同駅近くに自宅や勤め先などがある可能性が高いとみている。

 また死亡した富松国春さん(67)の死因は司法解剖の結果、外傷性くも膜下出血だったことが判明。頭部を数回蹴られるなどしたとみられ、府警は殺人事件として曽根崎署に捜査本部を設置した。

 府警によると、40代の男性は14日午前3時半ごろ、同区芝田の阪急梅田駅付近の路上で襲われた。男性は府警の捜査員に、「寝ていたら、急に殴られた。『じゃまやねん』と文句を言われた」と説明したという。

 また、この5人とは別に、近くの路上で12日未明に暴行を受けたと証言している男性(62)によると、襲撃した男は5人前後でいずれも20代ぐらいで、全員作業服を着ていたという。

http://sankei.jp.msn.com/region/news/121016/osk12101614520009-n1.htm