高校野球:九州大会決勝に濟々黌と沖縄尚学

各地で秋季大会が行われていますが、極私的にこれは特に注目に値します。

今年の夏の甲子園で鮮烈な印象を残した濟々黌と、2008年の選抜優勝以来の甲子園出場をほぼ確実にした沖縄尚学との九州大会決勝は、今日、もうすぐ行なわれるとのことです。

【九州地区高校野球済々黌、決勝進出 センバツ確実に
2012年11月02日


【尚志館(鹿児島)−済々黌】2回裏、済々黌2死一塁。岡が先制の左中間適時三塁打を放つ=長崎県営野球場(谷川剛)

 第131回九州地区高校野球大会第5日は1日、長崎県営野球場で準決勝を行い、県代表の済々黌は尚志館(鹿児島)を8−0の七回コールドゲームで下して決勝に進出した。創成館(長崎)−沖縄尚学は、沖縄尚学が8−1(七回コールド)で大勝した。

 済々黌は二回、岡泰成の三塁打で1点を先制すると、三、五回にも1点ずつ加点。六回には打者一巡の猛攻で一気に5点を奪った。エース左腕の大竹耕太郎は8安打を許したが、要所を締めて投げ抜いた。

 沖縄尚学は一回に4得点し主導権を握ると、計12安打の猛攻で創成館を圧倒した。

 決勝は2日正午から同球場で行われ、済々黌は1958年の春季大会以来109季ぶり3度目、沖縄尚学は15季ぶり2度目の優勝を目指す。

http://kumanichi.com/lsports/kiji/20121102001.shtml

沖尚打線、気合で爆発 秋季九州高校野球第5日
2012年11月2日

 来春の選抜大会(春の甲子園)の参考資料になる高校野球の第131回九州大会第5日は1日、長崎県営野球場で準決勝を行い、県代表の沖縄尚学創成館(長崎)に8―1の七回コールドで勝利し、決勝進出を決めた。

沖尚の甲子園出場はほぼ確実となった。沖尚は2日正午から同球場で済々黌(せいせいこう)(熊本)と決勝を戦う。

 沖尚は初回、先頭の諸見里匠が安打で出塁すると四死球で満塁とし、6番久保柊人、7番平良勇貴の連続適時打で4点を先制した。二回以降も打線がつながり、創成館を徐々に引き離してコールドゲームとした。先発の比嘉健一朗は四回まで安打を許さない安定した投球で創成館の反撃を許さず、最後は二番手の宇良淳が締めた。

 沖尚の選抜出場が決まれば、県勢としては2010年の興南と嘉手納以来。沖尚としては2度目の優勝を果たした2008年以来となる。


沖尚―創成館 初回、先制点が決まりベンチで笑顔を見せる沖尚の選手ら=1日、長崎県営野球場(諸見里真利撮影)


沖縄尚学創成館 1回2死満塁、先制点となる中前適時安打を放つ沖尚の久保柊人=1日、長崎県営野球場(諸見里真利撮影)

http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-198724-storytopic-2.html


追記:投手戦で進んだ決勝戦は、沖縄尚学が終盤に濟々黌を突き放して秋季大会初優勝を飾ったようですね。おめでとうございます。

沖尚、九州制覇 神宮大会出場へ

スポ 2012年11月2日 13時58分
(2時間6分前に更新)

 【長崎県で石川亮太】来春の選抜大会出場への重要な選考資料となる高校野球の秋季九州大会(第131回九州大会)決勝は2日、長崎県営球場(ビッグNスタジアム)で行われ、沖縄尚学が5―0で済々黌(熊本)を破って秋季大会初優勝を飾った。同校の九州大会制覇は2005年春以来、7年ぶり。

 決勝進出で県勢3年ぶりの選抜大会をほぼ確実にしている沖尚は、九州Vでさらに弾みをつけた。

 沖尚は九州地区代表として、明治神宮大会(10日〜)に出場する。

 沖尚は0―0の九回表、済々黌の好投手大竹耕太郎から3四死球で満塁とすると、7番平良勇貴が中越えの3点適時打で先制。その後も連打を浴びせ、打者一巡の猛攻で一挙5点を入れて勝負を決めた。

 投げては、先発宇良淳が6回を3安打無失点に抑えると、七回から継いだエース比嘉健一朗もピンチを迎えながらも要所を締め、零封した。

▽決勝
沖 尚 000000005|5
済々黌 000000000|0

http://article.okinawatimes.co.jp/article/2012-11-02_41006