2013年プロ野球開幕でまたこの話題が

韓国でもプロ野球が開幕、ということで、本気で投げ込む始球式=概念始球もまた見られるようになった次第です。そのお手本として有名なのが、イスジョンのこれですね。

女性がやるものと決まったわけではありませんし、始球式論議がどうも変な方向にそれてきているような気がしなくもありませんが、女性がビシッと投げ込む概念始球が韓国のスタジアムを盛り上げているのは確かです。

韓国の始球式を検証する。

あんたら、始球式のこと気にし過ぎ

またもや始球式のネタ


記事入力 : 2013/04/01 07:59
野球:「本気の始球式」に臨む女性タレントたち
女優・ボクサーのイ・シヨン、始球式もバッチリ


女性タレントが「本気の始球式」を披露することが多くなった。30日のLG対SKの開幕戦で始球式をした女優イ・シヨン=大きい写真=はマウンドでプロ野球投手と同じ位置に立ち、見事なフォームでボールを投げ、観客から大喝采(かっさい)を浴びた。「始球式ターミネーター」と言われるレースクイーンのイ・スジョン=小さい写真=は始球式のために1カ月間練習するという。/写真=チョ・ビョングァン、チェ・ムニョン記者

 2013年韓国プロ野球は開幕から女性タレントたちの「本気の始球式」の数々で華やかに幕を開けた。

 先月31日に大邱球場で行われた斗山−サムスン戦では女優イ・セウンが始球式に登場した。投球板の少し前から投げた球はホームプレートよりだいぶ手前に落ちたが、観衆は力いっぱい投げたイ・セウンに拍手と歓声を送った。

 その前日の30日、LGとSKの開幕戦では女優でボクシング選手のイ・シヨンがボクシングのグローブの代わりに野球のグローブをはめて運動神経の良さを発揮、新たな「始球式クイーン」に浮上した。イ・シヨンはこの日、プロの投手と同じく捕手までの距離が18.44メートルあるマウンドに立って球を投げた。ホームプレートの手間で一度バウンドしたものの、球はきちんとキャッチャーミットの中に。始球式を女性がする場合は打席から12−13メートルほどの場所から投げるのが普通だ。

 イ・セウンとイ・シヨンは球団ユニホームにジーンズ、スニーカーを履いてマウンドに上がった。始球式で女性タレントのハイヒールがスニーカーに、ミニスカートがパンツに変わって久しい。かつてのように見た目重視で形ばかりの始球式ではなく、球を投げやすい服装で登場して誠意を尽くし思い切り投げる始球式が定着してきた。プロの選手のように真剣に投球する「本気の始球式」が一般的になったというわけだ。

 ホン・スアは「本気の始球式」の元祖と言われている。2005年にソウル・蚕室球場の斗山の試合で始球式に登場したホン・スアは、ショートパンツにTシャツ姿でマウンドに立ち、力いっぱい球を投げ、球はキャッチャーミットにノーバウンドで収まった。これが米大リーグ(MLBニューヨーク・メッツでプレーしていた投手ペドロ・マルティネスを思い起こさせるということで「ホン・ドロ」というニックネームまでできた。

 11年7月に光州球場で投手板をきちんと踏んでストライクを投げたレースクイーン、イ・スジョンも「イ・ドロ」「始球式ターミネーター」と呼ばれ、話題になった。1回の始球式のために1カ月間、週に6時間ずつ練習をしたという話も大きな関心を集めた。

 女優パク・シネはダイナミックな投球フォームから「ランディ・シネ」と言われている。左手で球を投げるフォームが伝説の左腕投手ランディ・ジョンソンに似ているからだ。

大邱= ホン・ジュンギ記者

http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2013/04/01/2013040100310.html