金海空港の盛況と不満

このニュースだけ見れば、景気のいい話で申し分ないことのように思えますけど、地元では色々と不満が渦巻いているようです。

釜山・金海空港発着の国際線 大幅増へ=施設も拡充
2013/04/16 11:55 KST

【釜山聯合ニュース】釜山市近郊の金海国際空港を発着する国際線の数が大幅に増える。釜山市によると、年内に11都市への国際線(34便)が新たに運航を始めるという。新規就航都市は7都市(19便)で、既に就航している4都市へのフライトは15便増える。

 金海空港発着便は今年初めに中国・西安線が4便新設されたほか、成田線や香港線など計15便が増便された。マレーシア・クアラルンプールなど3都市を結ぶ15便も新たに就航される。

 国際線の新規就航や増便に伴い、金海空港は施設を拡充する。1119億ウォン(約97億円)を投じ、ボーディングブリッジ(搭乗橋)や手荷物受取所のベルトコンベヤーを増やす。8月までに設計を終え、2015年の完成を目指して年末ごろ工事に入る。

 滑走路の拡大や航行安全施設の設置などで、1時間当たりの発着回数は現在の平日16回、週末24回から14年1月には平日20回、週末24回に増える。

http://japanese.yonhapnews.co.kr/headline/2013/04/16/0200000000AJP20130416001700882.HTML

記事入力 : 2013/04/17 11:04
釜山・金海空港の国際線拡充、中国人客増加で


 釜山市と韓国空港公社釜山地域本部は16日、韓国南部の空の玄関口で、釜山市郊外にある金海空港の国際線就航先が11カ国・地域の31都市、便数が週694便に増えるとの見通しを明らかにした。昨年の10カ国・地域、28都市、週648便に比べ、便数は50便近く増えることになる。

 今月初めにエアプサンなどが中国・西安に週4便の運航を開始。先月には成田、香港など4都市への週15便が増便された。7月にはマレーシア・クアラルンプールなど3都市への便が新設され、週15便が運航される予定だ。不定期路線では中国・延吉など3都市への便も新設される。

 金海空港の国際線は、08年時点では9カ国・地域の25都市、週458便だったが、新路線の開設が相次ぎ、今年は便数が週700便に迫っている。釜山市のカン・イギュ空港政策担当官は「中国人観光客の増加と韓国国内の観光需要増大が重なり、中国を中心に国際線が増えた」と説明した。

 国際線の利用客も08年の270万人から10年には300万人、12年には400万人へと急増している。今年は460万人が金海空港を利用する見通しだ。釜山市は「金海空港は事実上飽和状態だ」と指摘した。

 路線や利用客の増加に伴い、国際線施設の拡充も進んでいる。韓国空港公社は今年末から2015年まで第1段階として、1119億ウォン(約98億円)を投じ、国際線ターミナルビルの面積を拡張し、搭乗ブリッジを4基から7基に増やす計画だ。また、預けた荷物を受け取るターンテーブルを3本から5本に増やす。国際線ターミナルビルの拡張が15年に完了すれば、旅客処理能力が現在の年間464万人から542万人に増える。

釜山= 権慶勲(クォン・ギョンフン)記者

http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2013/04/17/2013041701005.html

具体的には、長距離直行便が仁川優先で金海にはなかなか就航しない点と、国際線ビルを建て替えてから大して年月も経たないうちに早くも手狭になってしまっている空港施設整備の泥縄ぶりが挙げられます。

地元的には「だから加徳島新空港を」という話につながるわけですけど、やっと釜山‐金海軽電鉄が乗り入れ、将来的には釜田‐馬山間複線電鉄が駅を作るという金海空港の立地を捨ててしまうのは、いかにももったいないことです。

釜田‐馬山間複線電鉄は民間投資事業として

ここはぜひ、福岡空港をベンチマーキングしてください。

국제선 여객 늘어도 김해발 장거리 직항 거부하는 항공사들
수요·수익성 부족 이유 난색
국제신문 박태우 기자
2013-03-26 21:43:39 / 본지 1면

인천 경유 57% 미주·유럽행
이익 좇아 이용객 불편 외면
부산시 "손실 보전도 검토"

대한항공과 아시아나항공 등 우리나라 대형 항공사들이 부산시의 김해발 미주·유럽 직항노선 개설 요청을 수요와 수익성 부족 등을 이유로 거부했다. 최근 김해공항의 국제여객 수요가 급증하고 있지만 항공사들이 단기 수익만 좇아 800만 동남권 지역민들의 불편을 외면하고 있다는 비판이 거세다.

시 관계자는 26일 "최근 대한항공, 아시아나항공, 한국공항공사 관계자들과 면담을 갖고 항공사들에게 김해발 미주·유럽 직항노선 개설을 요청했지만 거부당했다"고 밝혔다. 시는 이 자리에서 내년부터 1단계로 인천 경유 노선 신설, 2단계 직항 노선 개설을 요청했다.

현재 김해공항의 국제선은 10개국 28개 도시에 이르지만 대부분 아시아에 집중돼 있는 상황이다. 장거리 노선은 인천을 경유하는 루프트한자항공의 뭔헨 노선, 블라디보스톡항공의 블라디보스토크 노선 뿐이다. 두 항공사는 수요와 수익성을 확보하고 있다.

이에 대해 대한항공 관계자는 "김해발 미주·유럽 직항 노선 개설은 수요가 부족해 안정적인 수익을 낼 수 없다"고 주장했다.

하지만 대형 항공사의 수요 부족 주장은 앞뒤가 맞지 않는 논리라는 지적이 나오고 있다. 대한항공은 김해공항의 국제선 수요 증가로 오는 31일부터 김해~인천 환승전용내항기를 1일 3회에서 4회로 확대한다. 더구나 한국공항공사가 대한항공 환승전용내항기 도입 초기인 지난해 4월부터 7월까지 3개월간 승객 추이를 분석한 결과 이용객의 절반이 넘는 57%(미주 27%·유럽 30%)의 목적지가 미주·유럽인 것으로 조사됐다.

또 부산발전연구원(BDI) 조사에 따르면 2008년 기준 김해공항의 직간접권역에 있는 국제 여객은 498만9000명이었다.

이 중 김해공항에 장거리 노선이 없어 인천공항 국제선을 이용한 지역 여객은 245만6000명으로 절반에 달했다. 항공사들이 인천공항 중심의 운영에 치우쳐 사실상 지역 공항 활성화를 저해하고 있다는 비판이 여기서 나온다. 특히 장거리 국제노선 신설은 가덕신공항 건설 명분을 강화할 수 있는 것이어서 이들 항공사들이 지역민들의 열망에 찬물을 끼얹고 있다는 비난이 확산되고 있다.

시 관계자는 "김해공항의 수요가 증가하고 있고 내년부터 활주로 슬롯(slot·시간당 항공기 이착륙 횟수)도 증대돼 미주·유럽 노선 개설은 항공사 의지만 있으면 할 수 있는 문제"라며 "항공사 주장대로 시행 초기 손실이 난다면 시가 보전하는 방안도 검토할 수 있다"고 밝혔다.

국토교통부 관계자는 "항공사에 장거리 노선 신설을 강제할 수는 없지만 권고하도록 하겠다"고 밝혔다.

http://www.kookje.co.kr/news2011/asp/newsbody.asp?code=0200&key=20130327.22001214148

それにしてもこの金海と仁川との関係、日本の空港からすれば「つけ入る隙」ではないんでしょうかね。例えば、1日4往復しかない金海‐仁川便に対抗して、LCCも含めた成田便を重点的に増強すれば、韓国東南部圏を成田空港国際便の顧客として開拓することも不可能ではないでしょう。

金浦‐羽田間では日韓シャトル便化を進める一方、仁川・成田は国境をクロスする形でハブ空港化を競う。そういうやり方を想像することはちっとも難しくないと思います。

どっちにしても、LCCの存在感はまだまだ高まっていくでしょうね。

記事入力 : 2013/04/14 09:24
日航空路線、LCC中心に再編進む

昨年はシェア13%に上昇

 国際線でも格安航空会社(LCC)のシェアが高まる中、韓日間の航空路線はLCC中心に再編が進み、両国のLCCがしのぎを削っている。一方で、大手航空会社では需要減などを理由に運航休止や便数削減が相次いでいる。

済州航空、7月4日に成田就航

 済州航空は7月4日から仁川−成田線を毎日2往復運航すると発表した。全日本空輸ANA)とアジア最大のLCCであるエアアジア合弁会社エアアジア・ジャパンは今月26日に仁川−名古屋線に参入する。日本初のLCCピーチ・アビエーションも9月から釜山−大阪線に就航する。

 2011年から仁川・釜山と成田を結ぶ便を運航してきたイースター航空、エアプサンも増便を検討している。現在定期路線ベースで、韓国と日本を結ぶLCC路線は成田、名古屋、大阪、福岡など7都市、10路線で、便数は週167便まで増えた。

 韓日路線でLCCの利用客は4年前の2009年には12万人で、通常の航空会社の993万人に比べると1%にすぎなかった。しかし、昨年のLCC利用客は150万6000人で13倍に増え、韓日路線全体に占めるシェアは13.1%に上昇した。

 これに対し、大手航空会社のシェアは95.4%から84.5%へと10.9ポイントも低下した。人気路線の大阪線では昨年、LCCのシェアが24.7%に達した。

JALANAが韓日路線縮小

 大手航空会社は韓日路線の運航中止を相次いで決めている。ANAは先月、仁川−成田線から撤退したのに続き、5月31日まで週7便運航する仁川−大阪、仁川−名古屋線も運航を一時休止することを明らかにした。日本航空JAL)は週14便運航している金浦−大阪線を週7便に減便する。

 主な原因は円安だ。円安で韓国を訪れる日本人観光客が減少したことで、日本の航空会社は韓国の航空会社よりも相対的に大きな影響を受けた。

 成田、名古屋へは、ANAの子会社であるエアアジア・ジャパンが運航中または就航予定で、ANAの撤退は路線重複を避けるための戦略的な選択とも受け止められている。

 利用客のトレンド変化も一因だ。景気低迷で金銭的に余裕はないが、海外旅行には行きたいという客層がLCCを選んでいるためだ。

 韓国の大手航空会社も韓日路線を縮小する動きを見せている。大韓航空は3月31日から仁川−函館線を休止した。2日からは仁川−長崎線を10月まで休止する。仁川−成田線も減便する計画だ。

 航空業界関係者は「これまで韓国の大手航空会社はLCCの攻勢に対し、既存の韓日路線の宣伝を強化したり、便数を増やしたりすることで対応してきた。しかし、今年下半期にはJAL系のジェットスター・ジャパンの就航などが予定されており、韓日路線でLCCのシェアは今後も高まるとみられる」と語った。


辛殷珍(シン・ウンジン)記者

http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2013/04/14/2013041400159.html