佐賀と滋賀の夏の甲子園

実はどちらの県勢も、夏にはけっこういい成績を残しています。

特に佐賀県勢は、1994年の佐賀商も2007年の佐賀北も、開幕戦で勝って優勝まで突っ走ったという実績があるだけに、初出場の有田工が開幕戦を引き当てるというのも、不思議な巡り合わせを感じさせます。

有田工、大垣日大(岐阜)と 快進撃に期待


対戦が決まり大垣日大高の横江大聖主将(左)と握手する有田工高の桑原耕生主将=5日午後、大阪市北区

 第95回全国高校野球選手権記念大会に佐賀県代表として出場する有田工の初戦の対戦相手が5日、大垣日大(岐阜)に決まった。試合は大会初日の8日第1試合(午前10時20分開始予定)で、開幕戦に登場する。

 有田工は、創部114年目で春夏を通じて初めての甲子園出場。佐賀大会はエース古川侑利投手を中心に接戦を制し、5試合すべて1点差で勝ち上がった。チーム打率は3割1分2厘で、粘り強さを発揮してきた。

 初戦の相手となる大垣日大は、6年ぶり2回目の出場。バッテリーを中心とした守りのチームだが、打線もチーム打率2割9分2厘、1試合平均7・5得点と侮れない。

 大会には49校が出場。8〜23日の17日間、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で熱戦を繰り広げる。

2013年08月06日更新

http://www.saga-s.co.jp/news/saga.0.2526458.article.html

去年の八幡商も含め、「大物食い」の多い滋賀県勢の彦根東も、同じ「東高」である花巻東という語呂のいい対戦。相手に不足はないでしょう。

人間力、大切に」 彦根東は強豪・花巻東と初戦


笑顔でガッツポーズする彦根東の山中主将(右)と花巻東の鹿糠主将

 全国高校野球選手権大会(8日開幕・甲子園)の組み合わせ抽選会が5日、大阪市フェスティバルホールで行われ、初戦の対戦カードが決まった。

 初の夏の甲子園に挑む彦根東は、選抜大会で準優勝経験がある花巻東との対戦が決まった。相手は西武のエース菊池雄星や投手と野手の「二刀流」に挑む日本ハム大谷翔平を生んだ強豪。村中監督は「能力だけでなく人間的に素晴らしい選手を輩出した学校。人間力を大切にする彦根東がどれだけ戦えるか楽しみ」と力を込めた。

 花巻東は左右の4投手を駆使して勝ち上がり、最速140キロ超の直球を持つ右腕岸里も控える。6試合で2失策の堅守も際立つ。彦根東は滋賀大会で1試合平均6・8点を奪ったが、主将の山中は「投手の球を見極めるまで我慢の戦いになる。後半勝負をしたい」と見据える。三塁手谷沢は「ミスをせず、締まった試合をしたい」と意気込んだ。

 相手打線は地方大会で本塁打ゼロながらチーム打率は3割4分1厘。積極的な走塁を絡めて攻める。「どちらかといえば振り回す打線の方が得意」というエース平尾がどう抑えるか。相手は左打者7人を並べるとみられるだけに、外角直球とスライダーの制球がいい左腕は「左打者は投げやすい。いつも通りに投げたい」と冷静だ。

 第6日の登場で試合まで間が空くが、ナインは「じっくり準備できる」と前向きだ。甲子園出場決定後、ほぼノースロー調整のエースも「まだ疲れがあるが、6日目なら(調子を)戻せる」と歓迎した。

彦根東・村中隆之監督の話 (初戦が)第6日というのはやや遅い。今の状態では第4日くらいにピークが来そうなので、スローダウンさせたい。花巻東の情報についてはこれから集める。勝つことが目標だが、選手には甲子園を楽しんでほしい。

【 2013年08月05日 23時00分 】

http://www.kyoto-np.co.jp/sports/article/20130805000141

どちらの試合も、楽しみです。