朴槿恵とアシックス

ちっちゃい話やなあ。

…と思ったのですが、ある意味見慣れた光景でもあります。


記事入力 : 2013/10/29 08:05
アシックスのシューズを履いて始球式、朴大統領に非難の声


▲写真=NEWSIS

 「国民が野球好きで観戦したい人が多いのに、グラウンドが狭いと大変でしょうね」

 朴槿恵(パク・クンヘ)大統領は先月27日午後、ソウル市内の蚕室野球場で行われた韓国シリーズ第3戦の始球式を前に、韓国野球委員会KBO)の具本綾(ク・ボンヌン)総裁に対してこう話した。具総裁が「野球の熱気に比べて球場が狭く、数十万ウォン(数万円)の違法チケットも多数出回っている。韓国にも4−5万人収容の球場が必要だ」と説明したからだ。

 朴大統領は「2013コリアン・シリーズ」と胸に書かれた濃紺のユニホームを着て始球式に臨んだが、本来KBOが事前に渡したのは北京五輪韓国代表が着たユニホームだった。始球式のユニホームを変更した理由は二つあるという。一つ目は、韓国代表のユニホーム上衣の胸に書かれたスポンサーのロゴが問題視されたこと。二つ目はユニホームの色がサムスン・ライオンズのチームカラーと同じスカイブルーだったことだ。サムスンと斗山が激突する韓国シリーズで、大統領が一方のチームを象徴するカラーのユニホームを着るのは支障があったわけだ。

 青瓦台(大統領府)は「大統領は始球式に備え、誰かに投げ方を教わって練習していたようだ」と説明した。大統領の投げたボールは放物線を描いて転がったが、方向はかなり正確だった。

 朴大統領は自分でサインしたボール3個をKBOと、サムスン・斗山の各球団にプレゼントした。ボールはそれぞれの野球博物館が所蔵する予定だ。インターネットでは、この日朴大統領が日本のブランド(アシックス)のシューズを履いていたことについて非難の声もあった。青瓦台側はシューズまでは気を使っていなかったようだ。

 一方、27日夜に青瓦台の緑地園で開催された「アリラン公演」と宮廷飲食・野生花の展示は、朴大統領が自ら出したアイデアだったという。

崔宰赫(チェ・ジェヒョク)記者

http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2013/10/29/2013102900447.html

こうした類の非難を避けるために、出演者の衣装にテープをべたべた貼ってブランドロゴを隠すという不自然極まりない光景は、韓国のテレビ番組ではおなじみです。本来は間接広告に関連した処置なのですが、テレビ画面に映し出されるロゴに、日ごろから視聴者は敏感になっているという背景は、指摘できると思います。

ま、その例に倣ってテープ貼っとけば問題にもならなかったんでしょう。ロゴのサイズ並みに、ちっちゃい話です。

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実際問題として、国家代表戦の場で、日本代表が海外メーカーブランド、韓国代表が日本メーカーブランドのユニフォームを身に着けている場面は、そんなに珍しくありません。そこも問題にしていくつもりなのかどうかは知りません。