ガンバ大阪、J2初優勝

もうこれが最初で最後にしてほしいとは思いますけど、シーズン当初の不安を思い起こせば、優勝して昇格できたことは何よりでした。

来年は、まずは3年ぶりのACL復帰から、柏レイソル以来のJ2→J1連続タイトルまでを、目指してもらいたいですね。

2013.11.18 05:02
G大阪、宇佐美の2発で初優勝「チームの力になれた」


J2初優勝を決めたG大阪イレブンは、シャーレ(皿)を高々と掲げて大喜びした (撮影・山田喜貴)

 J2第41節(17日・万博記念競技場ほか=11試合)来季J1に昇格するG大阪がFW宇佐美貴史(21)の2得点などで山形を3−2で下して5連勝とし、勝ち点86で1試合を残して初優勝を決めた。京都は勝ち点70で3位が確定した。3〜6位によるJ1昇格プレーオフの残り3枠は、長崎、千葉、徳島、札幌、松本の5チームの争いになった。鳥取は最下位が決まった。

 優勝を告げるホイッスルに、DF藤春はピッチに突っ伏して涙した。苦労の末、G大阪が41試合目でようやくJ2制覇を決めた。

 大一番で躍動したのはFW宇佐美だ。前半14分にドリブルから右足を振り抜いて先制点を挙げると、2−1の後半23分にDFをかわして左足で地をはうゴールで勝利を決定づけ、「持ってるな、と思う」。今季途中にドイツから復帰し、17試合18得点と大車輪の活躍に「チームの力になれた」とうなずいた。

 開幕前、クラブ幹部は「ガンバが取っていないタイトルはJ2優勝だけ」とハッパを掛け、長谷川監督は「だいぶプレッシャーをかけられた」と苦笑交じりに振り返る。J1昇格とJ2優勝は目標ではなくノルマだった。重圧の中、指揮官も選手も期待に応えた。

 この日を含めて日本代表のMF遠藤とDF今野がそろって不在だったリーグ戦は5勝3分け。若手が伸び、確実に選手層が厚くなったのは来季への大きな収穫だ。長谷川監督は「来季は新生ガンバをお見せしたい」と高らかに誓った。


前半、宇佐美のゴールで先制 喜ぶG大阪イレブン=万博記念競技場(撮影・山田喜貴)

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