【釜山の風景】KORAIL伽倻駅

地下鉄2号線の東義大駅を降りて、東義大学校のある南(山)側とは反対側の出口に出て北に歩くと、上下二段になっている大きな陸橋があります。歩道もあるので歩いて渡れます。


この陸橋の歩道部分からは下に何があるのかちょっと見にくいのですが、頑張って覗いてみると、こんなことになっています。さまざまな貨物車が並んでいます。



これは、KORAIL伽倻線・釜田線の駅である伽倻駅の西側に当たる場所です。伽倻駅は、凡一駅から京釜線の釜山鎮・釜山駅方面につながる伽倻線と、釜田駅から東海南部線につながる釜田線が通る交通の要衝ですが、旅客の営業は東西通勤列車が運行された1989年から2002年の間だけであったようです。現在は旅客の取り扱いはありませんし、乗車券の取り扱いも今はなくなっています。

伽倻駅 - Wikipedia

가야역 (한국철도공사) - 위키백과

ただし、貨物駅・車両基地として、KORAIL的には重要な駅と位置付けられています。





陸橋から線路沿いに東へ歩いていくと、割と大きな伽倻駅の駅舎が見えてきます。これ、韓国鉄道公社の支社として見れば特に違和感はありませんけど、今は車両基地の設備しか見当たらないこの駅のどこでどんな風に旅客を取り扱っていたのか、その想像がつきません。当時はどこかにプラットホームがあったのでしょうか。



この駅舎のあたりまでは特に制限なく入れたので、普段あまり見たことにない車両を見ることができます。上の写真で見た白い車両は遠目でしか見れませんでしたが、こちらのセマウル号は間近で見れました。


「ITX」と言えば、すでに京春線のITX青春が運行しています。Wikipediaによれば都市間準高速鉄道を意味する「Intercity Train Express」の略らしいので、このITXセマウルは今後、電化された在来路線で現行のセマウル号に替えて運行されるのでしょうね。

ITX-青春 - Wikipedia

セマウル号 - Wikipedia

【韓国】【新車】ITX-セマウル車両をゲット - やまちゃんの日記