よりによって「日刊SPA!」にこれが載せられているということ自体がとんだお笑いネタなのですが、残念ながら、昨今ではもはや見慣れた光景となってしまっていますね。
韓国で『反日』がビジネスに…企業も政権も追い風にすべく躍起 - 日刊SPA!
ま、そんなことは今はどうでもよいのです。ブーメラン投げたい人は、好きにブンブン投げたらよろしい。
私が口を挟みたくなったのは、こちらです。
現在、『韓国人による恥韓論』が20万部を超えるベストセラーとなり、話題を呼んでいるシンシアリー氏も「韓国国内で『反日』がビジネスになっているケースを挙げるとキリがない」と前置きしたうえで、具体的な事例を挙げる。
「芸能人が『日本に行って独島は韓国の領土だと叫んできたよ!』と言うと、一気に名を上げることができます。たとえば、『独島歌手』と呼ばれているキム・ジャンフンという人がいるのですが、実は歌が下手くそなんです。彼に関する話題といえば、『ニューヨーク・タイムズ』に『日本政府は性奴隷など第二次世界大戦問題に謝罪していない』と全面広告を出したといった活動ばかりで、代表曲が何かは全然わかりませんが、国内では英雄扱いをされています」
http://nikkan-spa.jp/695797
キムジャンフンがそんな活動しているのはその通りですし、「実は」なんて勿体つけなくても歌が下手なのはみんな知ってます。
ですが、キムジャンフンの「代表曲が何かは全然わかりません」とは、これいかに。気は確かに持っていますか?
本気なら、1970年代生まれだというこの人が「韓国のことをちゃんと知ってる韓国人」なのかどうか疑わしいですし、単なる修辞なのであれば、息長く活動しているベテラン歌手に対していくらなんでも失礼過ぎです。
ま、バラエティー番組に出ているのを見たりしてる限り、キムジャンフン自身は、独自の世界観で生きているちょっと変わった人ではあります。
ともあれ、時々「キム・ジャンフン」で検索してこちらにいらっしゃる向きもおられますから、「김장훈」では検索できない方のために、その世代の人なら誰もが知ってるはずの「代表曲」をいくつか貼っておきましょう。「TURBO CLUB」の「ノレバンなば」にある対訳歌詞付きでどうぞ。
個人的には、この人の歌声、好きなんですよ。
いま見返してみると、コスやチャスンウォンのような、後の人気俳優も彼のMVに出ていますね。
ただ、かく言う私も、これは知りませんでした。この人、だいたいまあこんな感じです。