うぬぼれるな

お前が知っている世界は、たかだか人間一人分の範囲でしかない。

すぐ隣、すぐ脇、すぐそこにある世界も、お前は知らない。

そこからしか、考えることは始まらない。

「女子の貧困」最大のタブー!セックスワーク知的障害の関係
2014.10.16.

 格差社会、子どもの貧困、貧困の連鎖。ここ数年、これら貧困が大きな社会問題となっている。同時に女性の貧困もさかんに取り上げられるようになり、なかでも今年1月に初回放映された「あしたが見えない〜深刻化する“若年女性”の貧困〜」(『クローズアップ現代NHK総合)は大きな話題となった。また、この問題を取り扱う書籍も多く出現している。

 しかし貧困女性の存在がメディアなどで取り上げれば取り上げられるほど、そこから“除外”される女性たちがいる。それがセックスワーク(売春や性風俗産業)に埋没する「最貧困女子」だ。

 その実態を描いたルポ『最貧困女子』(幻冬舎)は、衝撃的だ。著者は犯罪現場の貧困をテーマに、裏社会や触法少年・少女たちを取材し続ける鈴木大介。本書が衝撃的なのは、セックス産業に従事する貧困女性の問題はもちろん、それ以上の“タブー”にまで踏み込んでいるからだ。

 それは「精神障害発達障害知的障害」である。

「これを挙げることは差別論に繋がりかねないので慎重を要するが、これらの障害は『三つの無縁』(家族の無縁・地域の無縁・制度の無縁)の原因ともなっている、無視できない問題だ」

 たしかに、精神障害は貧困や売春とともに語られることも少なくはなかった。しかし、知的障害にまで踏み込もうとした貧困ルポはほとんどないと言っていい。本書はこのタブー視されている問題に切り込んでいく。

 著者は何人もの貧困女性に話を聞いている。例えば、最終学歴が高校中退の小島さん(仮名/23歳)。家賃を滞納してネットカフェ難民になっていた。時給900円のバイトで食いつないでいる自らを「対人恐怖症? 視線恐怖症かな、わたし人と目があうとパニックみたいになるんで」と語る女性だ。

 幼少時からそりが合わなかった母親は、彼女が高校3年生の時、父親の死をきっかけに「愛犬を連れて家を出た」。母親から捨てられた彼女は、その後必死でアパートを探したが、結局家賃滞納で逃げ出した。闇金からも借金をしているという彼女に緊急性を感じた著者は、生活保護やゲストハウスなど様々な方法を説明する。手続きを手伝い、転居費用も無利子で貸してもいいとさえ思った。しかしそうした説明も彼女にはぴんとこない。

「どうにもこうにも小島さんの脳には言葉が染み込んでいかないようだった」

 その実感が、事態の複雑さを表している。小島さんは、生活保護に関しても、連絡先さえ知らない兄たちに迷惑をかけたくないとかたくなだ。保護を受けるのに「迷惑をかけることはない」といくら説明しても伝わらない。彼女を食い物にしようとする闇金業者に対して「恩人」だとさえ言う。そして3週間後、彼女は失踪した。

 貧困問題は未婚女性だけのものではない。母親たちも蝕まれている。2児を持つシングルマザーの清原さん(仮名/29歳)。出会い系サイトの売春で生活している。親から身体的虐待とネグレクトを受けていたと思われる彼女は、身長は150センチ未満で、丸々と太っていた。風俗店の面接でも「整形とダイエットをしてから出直せ」と怒鳴られた。精神科に通い「泣き叫ぶ子供たちの前で(手首を)切っちゃうこともある」という。

 著者は、彼女たちを取材していくうちに、貧困とセックスワーク、そして障害との関係は無視できない問題だと捉えるようになった。そして“明確”に知的障害を抱えているという女性たちへの取材を試みる。しかし、それは困難を極めた。

 例えば、出会い系サイトで口腔性交をしているという23歳の女性は、生育歴も話せず、住民票という言葉の意味も理解できなかった。つまり「会話も困難」だったのだ。

 だが、女性たちを搾取する側の話を聞くと、彼女らがおかれている残酷な状況や、周囲がどんなひどい扱いをしているかがわかってくる。

「いわゆる三大NG現場(ハード SM、アナル、スカトロ)にいる。特にスカトロのAVに出ている女優の半数は知的障害だ」(AVモデル関係者)

「障害のある女性を金にするなら乱交がいい。乱交イベントの企画業者はまだまだたくさんあって、普通の女性は精神的に壊れる前に肉体的に壊れるが、障害者の女は頑丈」(援デリ業者)

 しかし、こうした女性たちは、行政や福祉を頼らないし、また、頼れることも知らない。ときには行政に不信感や敵愾心すら抱いているケースもある。そうしてセックスワークに「捕捉」されていくのだ。

「いわゆる手続き事の一切を極端に苦手としていた。(略)行政の手続き上で出てくる言葉の意味がそもそも分からないし、説明しても理解ができない」

 婦人保護施設の関係者によれば、「彼女たちは継続的な支援をするのが難しい対象」のようだ。困窮したりトラブルがある時だけ施設を利用し、ふといなくなってしまったりするのだという。

 最もケアすべき存在であるはずの彼女たちは「安直に福祉の対象として想像するような、『おとなしくちょんと座って救済を待っている』障害者」ではない。かなり重度の障害を持っていても、福祉から外れ、セックス産業で生計を立てている。著者は考え込む。

知的障害の作業所で小銭を貰うのか、自分の力で稼いでおしゃれするのか? 知的障害の子だっておしゃれはしたいし遊びたい」

 貧困問題を語る時、しばしば「自己責任論」なる論理が跋扈する。だが著者は、それは「戯言」であり、「自己責任論など、絶対にさしはさむ余地はない」と言い切る。

 他にも本書では、未成年少女たちの貧困、ソフトヤンキー、セックスワーカーの間での格差など、様々な「最貧困女子」の問題が取り上げられている。しかしその中でも障害、特に知的障害セックスワークの関係は考えさせられるものだ。

 その現実を直視することは、絶対に必要不可欠なことだ。たとえタブーであったとしても。だからといって、問題がすぐに解決なんてするわけがないし、本書もその明確な解決策を提示しているわけではない。しかし、貧困を「哀れみと上から目線」で語るよりも、よっぽどまともだ。

「『最貧困女子』を、忘れないでほしい。見捨てないでほしい。見下さないでほしい」

 著者のこの言葉こそ、問題の本質を衝いている。(林グンマ)

http://lite-ra.com/2014/10/post-552.html

ルポ中年童貞 2014.02.26
第1回 中年童貞はどのような存在なのか?

中村 淳彦

30歳を越えたセックス未経験者に潜む問題

 本連載は中年童貞を救済する目的はない。中年童貞がどのような人物で、彼らが社会にどんな影響を及ぼしているのかを可視化するのが目的である。

 童貞とは「性交未経験の男性」のことだ。

社会保障人口問題研究所などの調査によると、未婚男性の4人に1人が童貞とされている。20歳以上のバツナシの未婚男性はおおよそ1000万人、童貞人口は250万人に迫る勢いであり、富山県と石川県を合わせた人口より多いことになる。

 そのなかの、女性とセックス経験のない中年男性が「中年童貞」である。

 同じ社会保障人口問題研究所の「出生動向基本調査」(2010年)によると、30歳〜34歳で性行為経験のない未婚男性は、26.1%。4年ごとの調査で、ここ20年で上昇し続けている。

 性交経験の有無や頻度や回数は、極めてパーソナルな問題であり、好き嫌いや、するかしないかは個人の自由である。秘めた行為である性経験が社会に影響を及ぼすわけがないじゃないかと思われがちだが、性交未経験の男性は婚姻率の低下や少子化はもちろん、職場のパワハラやセクハラ、労働の長時間化、離職率など、職場の根幹に関わるネガティブな問題と密接に繋がっている。

 理由はこれから検証していくが、仮に彼らが適正年齢で女性とセックスを経験していたならば、これらの問題の一定率は改善しているはずだというのが、私の立てた仮説である。

 私が中年童貞の深刻さに気づいたのは、2008年にまったくの異業種参入で介護事業を始めてからである。

 介護事業は団塊世代後期高齢者になる2025年にむけて、事業を民間に開放する介護保険が始まり、現在進行形で急拡大している。

 そもそも不人気職種であるにも関わらず、民間を巻き込んで急拡大を続けたことによって深刻な人材不足に陥り、その問題を発端に介護の世界は崩壊状態にある。崩壊した理由の大きな一つは、大量の中年童貞が介護の世界に流れてきたことである。

 介護業界は、極端な売り手市場のため、健康であれば希望しながら職にありつけないという人は存在しない。高齢者の命を預かる専門職であるにも関わらず、人材の選別はまったく機能していないのである。そのため希望者全員が入職し、他業種ではありえない異常なる人材の質の低下が全国的に進行している。

 介護施設は異常に高い離職率、終わりのない職員同士のトラブル、いがみ合い、なぜか仕事が終わらないといった状態に悩まされ、それらの実態をほとんどの介護施設は風評被害をおそれて隠蔽している。未経験のまま介護に足を踏み入れた私にも、うんざりするほどさまざまな困難があったが、それらはすべて介護を必要とする高齢者ではなく、働く介護人材の問題であり、トラブルや困難を紐解いていくとかなりの確率で30代、40代、50代の中年男性にぶつかった。

 私は何人もの困難や問題を起こした張本人である中年男性に直接的、または遠まわしに「セックス経験の有無」を訊ねたが、彼らは堂々と、または言い訳をしながら「ない」と言った。

 彼らが周囲の人間と軋轢を起こしたり、苦情の対象となったりするのは、「物事の考え方や行動が極端にズレている」ためである。改善を求めようにも一般常識や普通の感覚が抜け落ちているので、まともな会話にはならない。

 少し話せば言い訳や責任転嫁、自己正当化のてんこ盛りとなり、どれだけ注意や警告を繰り返しても全員がすぐに同じことを繰り返した。1人や2人ならば単なる個人の性格と思っただろうが、数年間に及んで何人もの中年男性が同じようなトラブルを起こし、その原因はすべて「物事の考え方や行動が極端にズレている」ことで、全員が「性交未経験」だった。

 私は30歳を超えて性交未経験の中年童貞に、大きな問題が潜んでいると確信することになった。これはヤバイと。

http://www.gentosha.jp/articles/-/1665

最貧困女子 (幻冬舎新書)

最貧困女子 (幻冬舎新書)

崩壊する介護現場 (ベスト新書)

崩壊する介護現場 (ベスト新書)

ちなみにそれは、シネマート心斎橋で「シークレット・ミッション」を観ての感想です。パッと見には南北関係や統一をめぐる歴史の問題と取り上げた作品のように見えますが、そのあたりはどうも、作品にとって舞台の設定に過ぎないようです。


主演のキムスヒョンを少し見直しました。なるほど、ただの間抜け、トンネバボではありませんね。

김수현-이현우 `런닝맨` 출연, 당신은 `잘생긴 바보`
입력시간 | 2013.05.24 14:38 | 김민정 e뉴스 기자


▲ 배우 김수현과 이현우가 SBS ‘일요일이 좋다-런닝맨’에 출연했다.

[이데일리 e뉴스 김민정 기자] 배우 김수현과 이현우가 런닝맨에 출연한다.

오는 26일 방송되는 SBS ‘일요일이 좋다-런닝맨’에는 꽃미남 스타 김수현과 이현우가 출연해 런닝맨 멤버들과 체육대회를 펼친다.

런닝맨에 출연한 이현우는 녹화 내내 런닝맨 멤버들에게 호기심 가득한 모습으로 궁금한 것을 바로바로 물어보는 열의를 보였다. 또 김수현은 망가지는 모습도 두려워하지 않고 각 미션마다 몸을 사리지 않으며 적극적으로 임해 ‘잘생긴 바보’라는 호칭까지 얻었다.

런닝맨 멤버들은 서울에 위치한 한 대학교에서 체육대회의 승부를 가리기 위해 대학생 30여 명과 합동으로 대결을 펼치며, 최다 인원이 동원된 초대형 미션을 선보였다.

런닝맨 ‘꽃미남 체육대회‘ 편은 오는 26일 일요일 오후 6시 10분에 방송된다.

http://starin.edaily.co.kr/news/NewsRead.edy?SCD=EA31&newsid=01298886602812200&DCD=A10102

映画のロケ地のタルトンネがどこか気になっていたのですが(エンドクレジットは見逃しました)、どうやらタルトンネ博物館を擁する仁川市内のようですね。

映画の撮影地”十井洞ヨルムル壁画村”@仁川|。_・゚ LuLuLu♪ Korean life♪。_・゚