ガンバ大阪、9年ぶり2回目のJ1制覇

2時間余り、スマホを片手にどれほどヤキモキしたことか。

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勝てなかったけれども、負けなかった。そうそうあるわけではない優勝のチャンスを、よくものにしたものです。

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G大阪、ミラクルVで3冠王手! 降格圏から史上最大14差ひっくり返す

J1最終節 G大阪0―0徳島 (12月6日 鳴門大塚


<徳島・G大阪>シャーレを掲げてイレブンとともに大喜びの遠藤 Photo By スポニチ

 J1リーグ戦は6日、積雪により中止となった新潟―柏戦(デンカS)を除く最終節(第34節)の8試合が行われ、G大阪が05年以来9年ぶり2度目となるJ1優勝を果たした。

 前節、今季初めて首位に浮上したG大阪は、敵地で最下位の徳島と0―0で引き分けて勝ち点63。勝ち点で並んでいた2位の浦和がホームで名古屋に1―2で逆転負けを喫し、勝ち点62から上積みすることができなかったため、G大阪の優勝が決まった。

 J1昇格を果たしたその年に優勝するのは、11年の柏以来2チーム目。ナビスコ杯に続いてリーグ戦も制したG大阪は、00年の鹿島以来2チーム目となる年間3冠を懸け、13日の天皇杯決勝(日産ス)ではJ2山形と対戦する。

 G大阪はワールドカップ(W杯)ブラジル大会によるリーグ中断前の5月には浦和と勝ち点14差の16位でJ2降格圏に低迷。だが、7月の中断明けからいきなり5連勝を飾ると、その後は2試合勝ちなしを挟んで今度は7連勝。各チームをごぼう抜きして、10月5日の第27節で今季初めて2位に浮上した。

 そして、11月22日に敵地で行われた浦和との直接対決に2―0で勝って首位・浦和に勝ち点2差と迫ると、11月29日の前節では勝ち点62で並んだ浦和を得失点差でかわし、ついに首位。

 最下位ですでにJ2降格が決まっている徳島と敵地での対戦となったこの日は、優勝へのプレッシャーからか全体的に硬さが見え、前半を0―0で折り返し。チーム最多の10得点をマークしているFW宇佐美貴史(22)が後半シュートを再三放つも決まらなかったが、ドローで今季2冠目をつかんだ。

[ 2014年12月6日 17:24 ]

http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2014/12/06/kiji/K20141206009411680.html

なぜ?G大阪 降格圏から驚異的な勝ち点積み上げ大逆転Vの要因

J1最終節 G大阪0―0徳島 (12月6日 鳴門大塚


<徳島・G大阪>優勝決定の瞬間、喜びを爆発させる宇佐美(左)らG大阪イレブン Photo By スポニチ

 9年ぶり2度目の優勝が決まると、丹羽と岩下は大粒の涙を流し、宇佐美は一目散にサポーター席へと駆け寄った。

 徳島と敵地で引き分け、前節まで勝ち点で並んでいた2位・浦和の試合が終了するまでしばし待たされた後での優勝決定。ナビスコ杯に続く今季2冠目を獲得したG大阪の長谷川健太監督(49)は「勝って終われば、もっと最高だったのかもしれないけれど、1年間皆で戦ってきてこういう結果を得ることができたので…ホッとしています」と会心の笑みを見せた。

 ワールドカップ(W杯)ブラジル大会開催によるリーグ中断前の5月は、降格圏の16位。浦和とは勝ち点14差がついていた。だが、中断明けの7月にいきなり5連勝すると、2戦勝ちなしの小休止の後で今度は7連勝。7月以降は15勝3分け2敗と驚異的なペースで勝ち点を積み上げた。

 日本のサッカー史に残る大逆転V。その要因を問われた長谷川監督は「本当に選手たちがよく頑張ってくれたと思うし、スタッフが一つになって支えてくれた。クラブは本当に支援してくれたと思うし、何よりサポーターが苦しい時期にも応援してくれた」と“チーム一丸”を強調し、「中断前はまだまだJ2のチームだなと感じたが、中断明け以降は頼もしくなったと感じた」と史上2チーム目のJ2から昇格して即J1制覇の偉業を振り返った。

 これで今季2冠が確定し、今月13日には3冠目と懸けてJ2山形と天皇杯決勝戦(日産ス)で対戦する。「1週間あるので、しっかり休んで、次の天皇杯にしっかり準備したい」と長谷川監督。その目にはキラリと光るものがあった。

[ 2014年12月6日 18:28 ]

http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2014/12/06/kiji/K20141206009412650.html

残るは天皇杯。ここまで来たらもう譲れません。