【光州の風景】国立5.18民主墓地の第1墓域と第2墓域の現況(2014年12月末現在)

さて、ともかく足を踏み入れた国立5.18民主墓地。施設としては目立った変化も少なく、かなり安定してきていています。久しぶりの訪問ですが、前回の訪問との差分に注目しつつ、歩くことにします。

公式サイトの墓地案内図は旧来のままですが、現地の案内図は最新の状況を反映したものに更新されています。


今回の目的の一つは、以前に工事現場を見ている第2墓域の現状を見ることにあります。

国立墓地の近況
【光州の風景】いろいろと

案内員のお姉さんから聞いた話では、「完工はしているけど、まだ入っている人はいない」とのことでした。

まずは、入って正面奥、追念門や追慕塔の先にある第1墓域のほうから。もともと「墓域」と言えばここでした。

手前の両サイドにある像やレリーフの色がやたら鮮やかなのは、改修したというよりも、ペンキを塗り直したって感じですね。


実際に墓域に入ってみてみると、まだ満場にはなっていないものの、もうカウントダウンが始まっている感じです。



残っているのはいちばん上の墓域の、これだけとなっています。この状態だと、2015年中には満場になってもおかしくないと思われます。




こうした様子を見れば、2011年に第2墓域を造成済みであったというのは余裕をもった的確な対策であったことがわかります。

ということで、第2墓域。


墓地の正門から伸びて行き止まりになっているアスファルト道路からアクセスすると、こんな感じで正面から見ることになります。

今のところは見事に空き家ですけど、いずれは徐々に入居者が増えてくるものと思います。

5.18の関連死者の安葬がこの墓域で足りるのかどうかはわかりません。が、軍警や殉職公務員も対象となる顕忠院や護国院とは異なり、対象者が増え続けるわけではないので、いずれはこうした営みも完結を迎えることになるはずです。

まあ、1980年の事件ですから、それはまだ当分先のことになるでしょうね。