初優勝をかけたセンバツ決勝

待てば上がる雨のようですから、試合開始を遅らせれば問題ないでしょう。これまでにも何度かありました。

しっかり待って、昨日以上のベストゲームとなることを期待しています。

選抜高校野球:初優勝、譲れない…決勝、雨で試合開始遅れ
毎日新聞 2015年04月01日 11時42分(最終更新 04月01日 12時38分)


決勝の試合開始を遅らせることを伝える電光掲示板=阪神甲子園球場で2015年4月1日午前11時51分、川平愛撮影

 第87回選抜高校野球大会毎日新聞社、日本高校野球連盟主催、朝日新聞社後援、阪神甲子園球場特別協力)は第11日の1日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で決勝が始まる。試合開始は午後0時半予定だったが、雨のため同1時半に遅らせる。

 朝から雨に見舞われた球場で、2年ぶり6回目出場の敦賀気比(福井)と、14年ぶり6回目の東海大四(北海道)が対戦。北陸、北海道勢ともセンバツ初優勝がかかり、特に北陸勢にとっては優勝すれば春夏通じて初の頂点となる。

 両チームとも、雪などに影響される冬場の厳しい環境を乗り越えて力を蓄え、甲子園ではエースを中心とした堅実な守りで勝ち上がってきた。1915年に夏の全国大会が始まってから100年となる節目の年のセンバツで、紫紺の優勝旗を目指す。

 両校の選手らは午前9時半ごろ、小雨の中で球場入りした。

 敦賀気比の篠原涼主将(3年)は「チームは勢いに乗っている。初回にぶつけたい」と意気込み、東海大四の宮崎隼斗主将(3年)は「冬場にやってきたことを徹底して、優勝旗を持ち帰りたい」と表情を引き締めた。

 敦賀気比は主戦の平沼翔太投手(3年)が準決勝までの4試合を1人で投げ抜き、2試合を完封した。打線も準決勝の大阪桐蔭(大阪)戦で、松本哲幣(てっぺい)選手(3年)が2打席連続の満塁本塁打を放つなど、調子を上げている。

 対する東海大四は、1回戦から準決勝までの4試合を6日間で戦う厳しい日程ながら、主戦の大沢志意也(しいや)投手(3年)を中心に、控え投手の力投や堅守で乗り切った。打線も好機でつながり、接戦を制して勝ち上がった。【田辺佑介、椋田佳代、野原寛史】

http://koshien.mainichi.jp/senbatsu/news/20150401k0000e050215000c.html


追記:けっきょく、1回・2回と8回・9回はネット中継で観ることができました。それだけでも、手に汗握る接戦・熱戦であったことはわかりました。試合時間変更のせいで、得点シーンと優勝決定シーンを運よく見ることができましたよ。

東海大四にも優勝してほしかったのですが、福井商も星稜も日本文理もあと一歩で届かなかった北陸勢の初優勝です。新たな歴史が拓かれましたね。

第87回選抜高校野球:敦賀気比V 北陸勢初
毎日新聞 2015年04月02日 東京朝刊


優勝を決め喜ぶ敦賀気比の選手たち=阪神甲子園球場で2015年4月1日、宮武祐希撮影

 <センバツ高校野球

 第87回選抜高校野球大会毎日新聞社、日本高校野球連盟主催、朝日新聞社後援、阪神甲子園球場特別協力)の決勝が1日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場であり、2年ぶり6回目出場の敦賀気比(福井)が14年ぶり6回目出場の東海大四(北海道)を3−1で破り、春夏通じて初優勝した。北陸勢の優勝も春夏通じて初めて。北海道勢のセンバツ初優勝を目指した東海大四は及ばなかった。

 小雨が降る中での対決。ともに初回に1点を奪い、以降は両チームの投手が好投して終盤まで無得点が続いたが、八回に敦賀気比本塁打で決着をつけた。

 決勝は雨の影響で第76回大会以来11年ぶりに開始時刻を遅らせた。ただ、大会を通じて雨天順延はなく、期間中の総入場者数は46万3000人だった。

 高校野球の全国大会が始まって100年の節目の年の今大会。閉会式では、開幕日に選手宣誓をした敦賀気比の篠原涼主将(3年)が、大会会長の朝比奈豊毎日新聞社社長から紫紺の優勝旗を受け取った。奥島孝康・日本高野連会長が「大会後半は高校野球らしい引き締まった好ゲームが相次いだ」と講評し、朝比奈社長は「選手が夢を追いかけ輝く様子が生き生きと伝わってきた」とあいさつした。【田辺佑介】

http://koshien.mainichi.jp/senbatsu/news/20150402ddm001050179000c.html