【ソウルの風景】2015年1月1日のソウル顕忠院

初詣には日本に帰ってから改めて行きましたけど、元日にはとりあえずこちらに行ってきました。

地下鉄4号線と9号線とが交差する銅雀駅の9号線側、8番出口を出ると、ソウル顕忠院の正門は目の前です。


1955年の開場から60年を迎えたこの国立墓地は、ベトナム戦争以来まとまった数の戦死者を出していないこともあって、全体としては安定して落ち着いた姿を見せていますが、定期的に観察を続けているとやはりちょこちょこ新しいものを見ることがあります。

元日なので、式典もやってたようですね。

参拝に来ている人もいます。

外国人墓所もあります。

国家有功者第3墓域には、朴泰俊のお墓があります。肩書は「国務総理・ポスコ会長」です。

朴泰俊・ポスコ名誉会長の社会葬

大統領墓域も変わらぬ姿を見せています。献花が倒されているのは、風対策みたいです。そんなに重いものではないですからね。




でもって納骨堂の忠魂堂。ここも変わらないと言えば変わりません。屋内は徐々に入居が進んでいますが、屋外は完全なゴーストタウンです。




ところで、前回訪れた時には工事中だったこの建物。

秋夕休みのソウル顕忠院

工事中には第2納骨堂かと思ったのですが、中を覗いてみると納骨堂ではなく、葬礼式場の入る建物でした。


確かに、忠魂堂脇にある葬礼式場(祭礼棟)には手狭感がありましたね。それなら納得です。


さて、中身が新しく多目的便宜施設に生まれ変わった「出会いの家」で休憩した後、移動しますかね。