KARASIA2015雑感

これは以前から変わっていないのですが、概ね3つのグループに分けられると思うのですね。

①KARAを観たい人と、②KARAを応援したい人と、③KARAになりたい人。

②と③とにはコアな人たちが入ってきます。いわゆる「公式応援」をがなったり、名前をやたらコールしたりするのは②、彼女たちと同じパートを歌ったり踊ったり(しようと)したり、コスプレしたりするのは③です。特に会場で何かしたいわけではなく、他の二者と距離を取るのが①になります。もちろん、一人で複数のグループの要素を持っている人もいます。

それぞれのグループの中にも、ジェンダーや年齢層、ファン歴やライブ参加経験などの点で様々な人たちが集まるのが、かつて某ネズミの国に例えたこともあるKARASIAのKARASIAたる所以だと思っています。

なので、会場に一体感が生まれるとしたら、それは彼女たちのパフォーマンスを経由したものしかないはずです。公式応援などはやりたい人がやるもので、それには参加しない人も当然のようにいて、ステージの進行を妨げるようなコールなどには冷ややかな目線を投げかける人がいるというのも、当然かつ健全なことです。

そうしたことを前提にした上で、誰もが気持ちよくライブを体験できるように、誰が誰にどう配慮すればよいのか。誰かに迷惑をかけていないか、邪魔になってはいないか、一人一人が考えた上で行動できるような空間を作り上げられればよいですね。

(まあ要するに、局所局所では実際、いろいろあったのです。)

残るは横浜4days。もしかしたら行かない行かない詐欺の方のレポートその他のサプライズがあるかもと期待しています。