光州の無等山野球場とも比肩しうる（こちら参照）万博競技場で長年戦ってきたガンバ大阪が、こんな日を迎えることができようとは、当時を思えば夢のようです。
高尺ドームとの対比で言えば、この建設の経緯と管理運営権のところが、肝心なわけです。
G大阪、新球場完成 初のクラブ主導
2015年10月06日「スタジアム つくろう」を合言葉に集まった約１４０億円で、サッカーＪリーグのＧ大阪の新スタジアムが大阪府吹田市の万博記念公園に完成した。竣工式は１０日。自治体に頼らず、日本で初めてクラブ主導で企業や個人から寄付を募り、管理運営まで担う。そんな新たな試みが注目を浴びている。
４万人収容のサッカー専用球場は「お客さん目線にこだわった」（担当者）自信作で、屋根で覆われた観客席とピッチの距離が最短７メートルという臨場感が売りだ
今の本拠地、万博記念競技場は陸上トラックの内側にピッチがあり、収容２万１千人。老朽化も進み、ホームタウンの吹田市や茨木市などに相談したが、巨費が必要なスタジアム建設への反応は鈍かった。そこでクラブは２０１０年３月に「スタジアム建設募金団体」を設立。１２年４月から募った寄付金は、昨季のリーグ優勝も追い風となって目標額に到達した。
あ、ちなみに余談ですが、「韓国におけるガンバ大阪に対する認識」については、こちらのページをご参照ください。新スタジアムのことも注記されています。
