【仁川の風景】仁川家族公園の公園化は止まらない・その6:自然葬地「空の庭園芝生葬」

まだまだ続きます。

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人工松林の樹木葬地を抜けて少し歩くと、「하늘정원 잔디장(空の庭園芝生葬)」にぶつかります。その奥に見える大きな円形の建物が、第3納骨堂「満月堂」です。


以前はもっとだだっ広いただの広場だったような記憶があるのですが、その時からすると、木を植えたり小さな丘を作ったりして、より庭園っぽくなっています。


この調子で見ていくと、弁当を広げたりボール遊びしたりしたくなるような場所に見えますが、ここも歴とした芝生葬地です。


いちおう区画を切って墓地であることが見てすぐにわかる作りになっていた「常緑芝自然葬」に比べて、空間的開放感は高いんですが、ちょっと開放度が高すぎて、個人の「墓域」を散策者にうっかり踏まれたり、ちょっとしたことで石ごと埋もれて行方不明になってしまったりはしないか、ちょっと心配になります。仁川市が指定している石板の大きさがあまりに小さいので、なおさらです。

石板の大きさが変えられないのなら、せめてこれくらいのことは…と思う心情は、よくわかります。



こうした「装飾」が行き過ぎると、施設管理公団側から問題視されて撤去されてしまうかも知れませんが、この程度なら黙認…でしょうかね。



追記:2011年12月末に撮った写真と見比べると、この場所はその当時から自然葬地とする計画であったものの、その後コンセプトが若干変更されていることがわかります。