話としてはこちらの続きです。
UN記念公園から北に少し歩いたところに、二つの大学からなる大学街があります。国立の釜慶大学校と、私立の慶星大学校です。地下鉄2号線の「慶星大・釜慶大」駅がそのど真ん中に位置します。
大学街の南側、UN記念公園に近い方に位置しているのが、釜慶大学校の大淵キャンパスです。正門の写真を取りそこなったので、こちらからお借りしました。
見ての通り、韓国の大学としては例外的に平坦なキャンパスは、旧・釜山水産大学校でした。その釜山水産大と、旧・釜山工業大学校とが合併して誕生したのが、釜慶大学校です。UN記念公園よりも南にあるかつての釜山工業大のキャンパスは、釜慶大のもう一つのキャンパスとなっています。
両大学を記念するモニュメントが、この大淵キャンパスのメインストリートに沿って並んで建てられています。タイムカプセルになってるみたいですね。
もう一つの龍塘キャンパスには行ったことがないのですが、少なくともこちらのキャンパスについては、かつて水産大だった名残りが少しあります。
このクジラのキャラクターは可愛いです。記念品もけっこう充実していて、決してマイナーな大学ではないことを示しています。
さて、釜慶大から地下鉄が下を通る大通りを渡った先にあるのが、慶星大学校。キリスト教系の私立大学ですが、以前は「釜山産業大学校」と名乗っていました*1。
とりあえず、キャンパスに入る前からもう、雰囲気が違うのがわかります。
うーん…。平らなところ、建物の中くらいしかないんとちゃう…?
ん?あのいちばん高いところにあるのは…。
やっぱりあれ、韓国大学野球界屈指の強豪・慶星大野球部のグラウンドに間違いない。
院洞中学校野球部のグラウンドまで見に行った者として、見に行きたい気持ちはあんねんけど…高いな…しんどいな…時間ないな…。
残念ながら、またの機会ということで。しかし、あんなところにあったら、グラウンドの行き帰りだけでトレーニングになるわきっと。
ところで、慶星大は독수리(ワシ)をキャラクターにしているっぽいのですが。
まさか本物がその後ろにいるとは、見るまで思いもよりませんでした。
こうなったらやはり、釜慶大も、旧水産大の名誉にかけて、実物を飼うべきでしょう。期待してます。