今年のセンバツ決勝は智辯学園‐高松商

準決勝も両方とも素晴らしい試合でしたねえ。

選抜高校野球 智弁学園高松商が決勝進出
毎日新聞2016年3月30日 19時48分(最終更新 3月30日 20時03分)



決勝進出を決め、スタンドにあいさつに向かう智弁学園の選手たち(上)と高松商の選手たち=阪神甲子園球場で2016年3月30日撮影

 第88回選抜高校野球大会10日目の30日は、準決勝2試合があり、決勝は春夏通じて初の優勝を目指す智弁学園(奈良)と、第1回大会(1924年)の優勝校で60年の第32回大会以来56年ぶり3回目の優勝を目指す高松商(香川)の顔合わせになった。奈良県勢と香川県勢の決勝での対戦は初めて。

 智弁学園龍谷大平安(京都)に逆転サヨナラ勝ちし、39年ぶりの準決勝で初めて4強の壁を破った。奈良県勢としては97年の第69回大会の天理以来の優勝を目指す。龍谷大平安の春夏通算100勝はならなかった。

 高松商は同点の延長十一回に2点を勝ち越して秀岳館(熊本)との接戦を制し、61年の第33回大会以来の決勝進出。香川県勢としては95年の第67回大会の観音寺中央以来の優勝を狙う。明治神宮大会優勝校の決勝進出は2012年の第84回大会の光星学院(青森、現八戸学院光星)以来で、優勝すれば02年の第74回大会の報徳学園(兵庫)以来4校目となる。

 決勝は31日午後0時半に試合開始予定。

http://mainichi.jp/koshien/articles/20160331/k00/00m/050/066000c

勝戦でも、いい試合を期待したいと思います。

選抜高校野球 高松商打線に智弁エース挑む 決勝見どころ
毎日新聞2016年3月30日 20時29分(最終更新 3月30日 21時01分)


準決勝で完投した智弁学園のエース村上(左)と決勝適時打を放った高松商の4番・植田響

(12時半、左が一塁側)

  ○…決勝…○

智弁学園(奈良)−高松商(香川)

 高松商の攻撃力を智弁学園が封じられるかという構図だ。

 高松商は植田響、美濃、植田理の4〜6番が4試合で計23安打15打点。1番・安西の不振は気がかりだが、機動力のある上位がチャンスを作れば、得点の確率は高い。ただ送りバント失敗や失策が目立っており、ミスで流れを手放さないようにしたい。投手陣は、浦から美濃へ継投を視野に入れた起用になる。

 智弁学園は、4試合で自責点1の右腕・村上が絶対的な柱。直球に強い高松商打線に対し、スライダーやチェンジアップを交えて緩急をうまく使いたい。2年生の太田、福元が3、4番に座る打線は2試合連続12安打と上向きだが、残塁が多く好機を生かし切れていない。攻撃の際のベンチワークもポイントになりそうだ。【野村和史】

http://mainichi.jp/koshien/articles/20160331/k00/00m/050/093000c