ようやくの文明開化

思えば長い道のりだった。

自らの無力さゆえに、

また貧しさゆえに、

長年にわたって実現できないでいた宿願を、

ささやかながら自力でようやく実現できたこと。

決まってしまってからは、

実にあっけなく、

ま、こんなのは往々にしてそんなもの。