【ソウルの風景】【仁川の風景】強制徴用労働者像をハシゴする。

この記事の実地見分を、事のついでにやってみました。

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まずは龍山駅前。



あのーですね?集娼村があったような昔とは違って、近未来感を前面に押し出そうとしている龍山駅前再開発エリアのど真ん中な訳ですよ、ここ。

正直言って、場違い感が半端ないです。朝からみんなジリジリしながらタクシーを待っている列の横にこんな風に立たされて、これはいったい何の罰ゲームですか?

でもって、いたたまれなさにモヤっとする違和感を抱えながら、地下鉄1号線に乗って仁川方面に向かい、富平駅で降ります。

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そこから線路沿いに少し歩いたところにあるのが、富平公園。ここの広場に面したところにも、労働者像があります。


ここでは慰安婦少女像と並んでいますが、一体化して手と手を携えているわけではなく、あくまで別々に、ただ並んでいるだけです。


子どもたちが遊ぶ広場を外から眺めるという、この立ち位置自体は、釜山のオリニ大公園でも見られるよくあるパターンです。ただ、いちばん目立つところに位置を揃えて設置されているにしては、誰一人目線を合わせていません。コミュニケーション取れてんのかなこれ…?

こうした像設置の動き、今後も続ける構えみたいですけど、個人的には、何だかいろいろ心配になってきましたよ。