【南海の風景】南海追慕ヌリ定点観察2018・その2:煙竹共同墓地

こちらの続きです。

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でもって、南海郡西面煙竹(烟竹/연죽)里の地名を冠したこの墓域について以前書いた記事はこちらです。

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場所的には、葬礼場棟や火葬場棟の奥、自然葬地である追慕庭園の手前になります。

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2年前の写真を見比べると、やはり墓碑が少し増えていますね。

新しく増えている墓を中心にざっと観察する限り、既存の古い土葬墓を改葬したと思しきもの、亡くなったのを機にして既に亡くなっていた配偶者と合葬したものが目に付きます。「新規の死者」よりは「既存の死者」向けの「物件」のほうが明らかに多いですね。19世紀や18世紀の人物の改葬墓も見られます。その点は、平峴平里自然葬追慕墓域と同じ傾向です。

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