小樽商科大・北見工業大・帯広畜産大の経営統合話

んーまあ、これだけでは是も非もない話で、やりたければどうぞ、という感じです。管理部門の経費削減と統合によるスケールメリットの恩恵を享受できるのであれば、それはそれで悪い話ではありません。

さすがにキャンパス統合にまで踏み切ることはないでしょうし、こんだけ離れた3キャンパスを抱えてどう効率化するのかできるのか、部外者としてはとりあえず見守りたいと思います。

3国立大学、経営統合へ…小樽・帯広・北見
2018年05月30日 09時07分

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 小樽商科大学小樽市)と帯広畜産大学帯広市)、北見工業大学北見市)は29日、3大学を運営する国立大学法人「北海道連合大学機構」(仮称)を2022年4月に創設すると発表した。

 少子化で大学の経営環境が厳しさを増す中、3大学法人を統合し、効率化を進める狙い。大学の名称に変更はないという。

 和田健夫・小樽商大学長、奥田潔・帯畜大学長、鈴木聡一郎・北見工大学長が同日、札幌市内で経営改革の推進に関する合意書を締結した。合意書では、少子化が進む中、北海道経済・産業の課題解決と発展に貢献するため、商、農、工の「実学」を担う3大学の経営改革を推進するとしている。

http://www.yomiuri.co.jp/national/20180530-OYT1T50023.html

北海道)道内国立3大学、経営統合へ 課題は「距離」
片山健志2018年5月30日03時00分

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経営統合を掲げた合意書を締結し、握手する(左から)和田健夫・小樽商科大、奥田潔・帯広畜産大、鈴木聡一郎・北見工業大の各学長=29日、札幌市中央区

 小樽商科、帯広畜産、北見工業の国立3大学が29日、4年後の経営統合に向けて動き出した。道内の18歳人口の減少が全国平均を上回るペースで進む中、経営業務を一元化することによって生み出した予算で、教育や研究を強化し、生き残りを図る戦略だ。

 小樽商科大の和田健夫、帯広畜産大の奥田潔、北見工業大の鈴木聡一郎の3学長はこの日、2022年4月の経営統合を目標とすることを盛り込んだ経営改革推進に関する合意を締結した。合意書には、教員人事配置などで3大学の自主性・自律性を確保することや、専門分野の成果、知見を融合する連携事業を進めることも挙げている。22年4月には3法人を統合した国立大学法人「北海道連合大学機構」(仮称)を帯広市に創設する計画だ。

 2年前から、小樽商科大を中心に3大学で文理融合型連携事業を進めていたことが発端となり、今年4月以降に集中的に話し合って合意にこぎ着けた。経営統合には、道内の他の国立大も参加できるよう、開かれた仕組みとする考えだ。

 記者会見では、冬季スポーツのアスリートを支援する機能性食品の開発(北見工大と帯広畜産大)、国産和牛の海外展開可能性の市場調査(小樽商科大と帯広畜産大)など、考えられる事例を紹介。帯広畜産大の奥田学長は「小樽商科大の力を借り、帯広や北見からMBA(経営学修士)ホルダーらビジネス感覚を持つ人材を出せるようになる。3大学の特色を背景に、学生が入学した大学以外でも学ぶことができる可能性もある」と期待を込めた。

 北見工業大の鈴木学長も「周囲との協働で成果を上げる人材がエンジニアに求められる今、単独でやる以上の教育ができるのでは。教育、研究両面で大きな期待感がある」と話した。

 一方、小樽商科大の和田学長は「子どもが減り、運営費交付金もどうなるかわからない。経営業務を一元化することで経費を減らし資源を節約することが統合を目指す一つの目的だ」と述べた。統合に向け、「一番のハードルは距離。共同研究は定期的に集まればいいが、教育をどうするか」とした。従来の遠隔授業のほか、教員、学生が双方向でやりとりできるシステムの開発も検討課題となる。(片山健志)

https://digital.asahi.com/articles/ASL5Y6G0FL5YIIPE025.html

とりあえず、仮に大学統合まで進むのであれば、北海道連合大学(仮)側の事情を斟酌して、応援団対面式は北見・帯広でも開催されるべきでしょう。

www.youtube.com

otaru-journal.com

応援団対面式 北大と小樽商大、103回目の応援合戦
毎日新聞 2017年7月2日 19時15分(最終更新 7月2日 19時23分)

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北海道大と小樽商大の応援団による対面式で応戦状を読み上げる小樽商大応援団長の佐藤七海さん=北海道小樽市で2017年7月2日午後0時41分、竹内幹撮影

 北海道大と小樽商大の応援団による「対面式」が2日、北海道小樽市の商店街で開かれた。部員不足で中断があったものの103回目を迎え、伝統的な応援合戦として親しまれている。

 両校の部員がにらみ合い、互いに校歌や演舞を披露。やじが飛び交う中、高げたをはいた両団長が挑戦状・応戦状を声をからしながら読み上げた。最後にエールを交換すると観客から大きな拍手が送られた。

 女性では2人目となる小樽商大応援団長、佐藤七海さん(19)=2年=は「品のある、美しい応援ができた」と大役をこなし、ほっとした表情を見せた。【竹内幹】

https://mainichi.jp/articles/20170703/k00/00m/040/051000c