岡山大学の「研究教授」構想

うーん。「研究教授」って、任期付きってイメージがあるんですけど、それって韓国特有のものでしたかね…?

ま、それはそれとして、どうなんでしょうかね。人件費自体を増やすつもり(余裕)はなさそうですし、雑務を抱えてヘトヘトになってる人たちが、自分たちのリソースを少しずつ持ち寄って苦労を分担して引き受けて、他人に希望を託しているような図しか浮かばないんですけど。

傷つきながらも、こんな勇壮な光景が見られるのであれば、まだ少しは見れるのですが、ちょっと違うような気もします。

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岡山大「研究教授」を新設 優れた准教授対象、管理業務を免除
2018/9/21付日本経済新聞 朝刊

 岡山大は優れた研究実績を持つ准教授に与える称号として「研究教授」を新設する。給与待遇は変わらないが、管理的な業務などを免除し研究に専念できるようにする。優秀な若手研究者の活躍の場を広げ、人材をつなぎ留める狙いもある。26日の役員会で正式決定する。

 対象は全ての学部・大学院、研究所などの准教授。文系理系を問わず、応募して審査に通れば認定する。「引用度で上位10%に入る国際的な論文を書く」「国際共同研究のような大型研究の代表者として認められている」などの条件を同時に満たすことが必要という。

 研究教授は教授と准教授の間に位置づけ、准教授より規模の大きい研究組織を率いることができる。学内委員会の職務などを免除し、学部によっては一部授業の軽減も想定されるという。

 報酬は准教授と同等。ただ、研究者が外部から獲得した研究資金のうち大学本体に入る「間接経費」を、研究教授には学長の権限で優遇して配分できる。教授昇格に際しても他大学から応募してきた教授と同格に扱う。

 設置期間は2022年3月までだが、その後の継続も視野に入れる。岡大の竹内大二副学長は「内外から研究の核を形成できる人と認識してもらえるメリットがあり、教員本人のモチベーションが高まっていくことを期待している」と話す。

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO35584220Q8A920C1CR8000/