【陜川の風景】陜川原爆被害者福祉会館と前庭の石碑

こちらの続き。前回は、現地に来たものの、施錠されてて入れなかったところまで書きました。

blue-black-osaka.hatenablog.com

入れなかった理由は、入り口に出ていました。12:30-13:30の間は昼休みだというもの。

着いた時点で13時過ぎ。仕方ないので、外で待つことにしました。

じっとしてても寒いだけです。構内を少し歩いてみました。

駐車場の奥、一段高くなっている場所に、陜川原爆被害者福祉会館があります。こちらは、被爆者のための生活施設として運営されており、時おり散歩に出かけるご老人の姿も見かけました。

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この施設については、日本語でもある程度は情報を得ることができます。

知る　～韓国ハプチョン：被爆被害者福祉会館～
在韓原爆被害者と陜川原爆被害者福祉会館について
1945年8月6日広島市の直接被爆者数31～32万人（軍人4万人以上を除く）、同年8月9日長崎市の直接被爆者数27～28万人。二つの原爆犠牲者の中には日本人以外に30か国を超える国籍の人々が含まれていた。日本人以外で、最も多く人的被害を受けたのが韓国・朝鮮人だった。広島での被爆者7万人、長崎では3万人、計10万人。実に全体の約1/6を占める数であった。その内の半数が直後に死亡、命を取り留めた方の内8000人が日本に留まり、約3万人の方が解放後帰国された。現在、韓国全土で2万人以上の被爆者が生存されているが、その多くは韓国南部の陜川出身であったため、陜川は「韓国のヒロシマ」と呼ばれている。帰国したものの、韓国では補償も十分ではなく、被爆者であることが分かると差別を受ける事も少なくなかった。
在韓原爆被害者福祉事業のために、韓日政府が40億円を支援することにようやく合意したのは、終戦から45年経った1990年の事であった。陜川原爆被害者福祉会館は在韓原爆被害者1世で原爆により疾病または障害のために生活が困難な方たちを対象に、老後生活の安定と各種治療事業を通じて健康増進と安らかな余生を提供する目的で1996年に開館した。管理運営は大韓赤十字社が担っており、約100名が入居している。
http://touchinpeace.org/study_korea.html

2018.10.03
鳩山元首相、韓国被爆者見舞う
日本の鳩山由紀夫元首相が3日、韓国の慶尚南道陜川郡を訪問、戦時中に広島や長崎で被爆した韓国人被爆者を見舞った。
陜川には韓国で存命の被爆者約2000人のうち、600人が暮らしている。　鳩山氏は、被爆者が暮らす「陜川原爆被害者福祉会館」を訪問し、入居者30人と面会した。
鳩山氏は朝鮮語で挨拶した後、「植民地と米国の原爆投下による二重の被害を受けた皆さんに謝罪を申し上げたい」と述べ、日本政府がきちんと賠償や支援をすべきだと指摘した。
鳩山氏は日本の首相経験者として初めて、同会館にある慰霊閣も訪問し、陜川の原爆資料館と被爆2世の憩いの場である「陜川平和の家」も訪れた。
鳩山氏は、安倍晋三首相の靖国神社参拝を強く批判し、日本政府は旧日本軍の慰安婦被害者に賠償するべきだと主張している。　また、2015年にソウル市内の西大門刑務所歴史館（旧刑務所跡）を2訪れた際に、追悼碑の前でひざまずいて合掌したことで話題となった。
http://m.korea.net/japanese/NewsFocus/History/view?articleId=164033