うーん、やっぱりどう見ても、巨済島のは「モノレール」ではない気がするんだけどなあ。こっちの認識が間違ってんのかなー?
あぁ、巨済島のモノレールって、これか。https://t.co/uE2FRygnWI
— せき のりかず (@kotonoha_s) 2019年3月7日
捕虜収容所遺跡公園から鶏龍山上部の旧米軍通信台まで1.77kmの観光型モノレールで、バッテリー式車両15両で片道20分で運行していると。
いわゆる「ミカン山モノレール」系のヤツですね。 pic.twitter.com/d5qmqiJdxI
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で、「平和モノレール」ですか。
「モノレール」に乗って板門店に行けるか…京畿観光公社推進
2019年03月06日14時26分 [ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
「平和モノレール」鳥瞰図(写真=京畿観光公社)京畿道坡州市(キョンギド・パジュシ)の臨津閣(イムジンガク)平和ヌリから板門店(パンムンジョム)まで民間人統制線(民間制限線)地域を走る先端観光型「平和モノレール(仮称)」の建設が推進される。ユ・ドンギュ京畿観光公社社長は6日午前、京畿道庁でこのような内容の平和モノレール推進計画を発表した。
京畿観光公社はこのモノレールを段階的に北朝鮮・開城(ケソン)および松岳山(ソンアクサン)まで延長することを構想している。DMZ(非武装地帯)を背景にモノレール運営が推進されるのは初めてだ。公社は京畿道と共同で新しい観光インフラである平和モノレール建設を政府に正式提案し、迅速に推進する方針だ。
これに関し、一部では「それでなくても厳しい国家的経済条件の中で数千億ウォンの予算を投じて成功するかも確実でない観光インフラ造成に取り掛かるのが正しいのか疑問」という指摘も提起されている。これについて京畿観光公社の関係者は「まず年内にサービス調査を完了してから京畿道と合同で政府に正式提案する予定」とし、「他の地域に設置されたモノレールと比較すると、第1段階事業に5000億ウォン(約495億円)が必要だと予測する」と話した。この関係者は「同事業の実現のためには中央政府と関連機関の意志も重要だ」と説明した。
京畿観光公社は平和モノレールを3段階に分けて設置する計画だ。第1段階で臨津閣・板門店間の11キロメートル区間を運行する。平和モノレールは運行速度が時速約30キロメートル、運営時間は往復約50分(観覧・体験時間除外)、運行配車間隔は6~8分を検討中だ。この区間には臨津閣駅・分断の駅・平和の駅・板門店駅の合計4駅を設置する。
公社は第2段階として北朝鮮・開城市内を通る板門店~開城の14キロメートル区間、第3段階として開城市内から松岳山をつなぐ3キロメートル区間にもモノレールを拡大建設する計画だ。現在韓国では大邱(テグ)、順天(スンチョン)湾、巨済(コジェ)などでモノレールが運営中だ。
公社は平和モノレールが坡州・高陽(コヤン)・漣川(ヨンチョン)など京畿北部地域の雇用創出と経済活性化に役立ち、DMZのランドマークの役割をすることになり、近隣の高陽KINTEX(キンテックス)でのMICE(会議、報奨旅行、コンベンション、展示会)参加者の宿泊・消費を誘導することが可能だと期待している。
ユ・ドンギュ社長は「平和モノレールは李在明(イ・ジェミョン)京畿道知事の『韓半島(朝鮮半島)の平和の中心、京畿道』政策と足並みをそろえ、臨津閣と板門店を世界的な平和の象徴であり大韓民国のランドマークにするための構想」とし、「分断の象徴だったDMZの観光資源化により雇用を作り経済活性化に寄与するという趣旨で企画した」と話した。
いや、ええんやないですか。
ちゃんと乗る人がいて、ちゃんと車両が動くんなら。
ねえ、仁川広域市の人!
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巨額投じた韓国モノレール、運行もできず廃棄
2016年08月12日14時44分 [ⓒ 中央日報日本語版]
試験運行する月尾銀河レール(写真=仁川市)853億ウォン(約80億円)の税金が投入された韓国のモノレール車両10台が撤去される。
2010年6月に完工した仁川市(インチョンシ)の月尾(ウォルミ)銀河レールは不良施工のために試験運行過程で事故が続出し、6年間開通が遅れたが結局は運行もできなくなり今月中に全て撤去される。仁川交通公社は車両処理案をめぐって苦心しながら結局は廃棄処分を選択した。車両基地に移された車両は鉄製部品はくず鉄として売却し、繊維強化プラスチック(FRP)素材は廃棄物処理法によって処分する予定だ。
念のため言っときますけど、仁川のケースのクズっぷりは、大邱とは違うのだよ、大邱とは。
大邱の都市鉄道3号線は、これまで鉄道インフラがなかったエリアで市民の足としてちゃんと利用されています。なので、不具合が出たとしても、問題点の改善で対応されるはずです。つまり、それだけの価値があるってことです。撤去なんてとんでもない。
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韓国大邱の11メートル「空の列車」、相次ぐ事故で不安高まる
2018年10月05日14時30分 [ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]高さ11メートルの「空の列車」大邱(テグ)都市鉄道3号線で今月2日、今年に入って3回目の事故が発生して市民の不安が高まっている。都市鉄道公社側は今回の事故原因に指定された連結装置「フィンガープレート」を2020年までに全面交換する方針だ。
2日午後4時19分、大邱都市鉄道3号線八達(パルダル)駅で列車が立ち往生した。駅に停車したので人命被害はなかったが、帰宅途中の市民は大きな不便を強いられた。都市鉄道公社側は13時間にわたる修理を終えて、今回の事故原因をフィンガープレート欠陥だと判断した。
フィンガープレートはモノレールの都市鉄道3号線に設置された連結部品だ。3号線は北区東湖洞(プック・トンホドン)から寿城区凡物洞(スソング・ポムムルドン)までの23.95キロを地上から平均11メートルの高さに設置した軌道ビームに連結している。フィンガープレートはこの軌道ビームのジョイント部分で、気温によって収縮または膨張しながら軌道ビームを安定させる役割を果たす。
都市鉄道公社は長期間の疲労荷重が累積したフィンガープレートが突然脱落して電気の供給が途切れ、これによって走行が中断したとみている。都市鉄道公社側は「すでに問題点を認識し、新型部品の衝撃緩和型プレートに交替する過程で事故があった」とし「2020年までに全区間のフィンガープレート全量を新型に交替することにした」と明らかにした。3号線全区間1490カ所にフィンガープレート7450個が設置されている。必要予算だけで70億ウォン(約7億円)にのぼると推定されている。
大邱の名物として親しまれている都市鉄道3号線は今年だけで3回立ち往生した。3月は線路の結氷、台風注意報が下された7月3日には電源供給装置が故障した。2015年4月の3号線開通後、まだ3年6カ月しか経過していないが事故が相次いだ。
市民団体は徹底した真相究明を要求してきた。大邱安全生活実践市民連合は今月3日、「3号線運行中断事故は、建設当時の構造設計ミスとフィンガープレートなどの不良施工によるものとみられる」とし「3号線全区間に対する官民合同総合精密安全診断と総合監査を実施するべきだ」と求めた。
私たち福祉市民連合もこの日、「立ち往生事故が相次いで発生していることを深刻に受け止めなければならない」とし「根本的な再発防止対策を樹立してほしい」と訴えた。
ま、京畿道の人には、過去の教訓をちゃんと消化してから、計画立案を進めることをお勧めします。
アルムビョリこと粘着ヒトデ王からのお願いです。