101回目の夏の甲子園、決勝は履正社‐星稜

熱線が続いた今大会、準決勝では履正社と星稜が万全の戦いを見せて決勝に進みましたね。どっちも優勝を渇望する強豪校、しかも春にも対戦した因縁のカード。決勝戦では真っ向勝負の熱戦を期待しています。

履正社夏初の決勝進出 初回4点、背番17岩崎好投
[2019年8月20日12時37分]

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履正社対明石商 先発の履正社・岩崎投手(撮影・清水貴仁)

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履正社対明石商 1回表履正社無死三塁、左前適時打を放つ池田(撮影・横山健太)

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履正社対明石商 5回表履正社1死二塁、右前適時打を放つ野口(撮影・清水貴仁)

全国高校野球選手権履正社7-1明石商>◇20日◇準決勝

センバツでは準優勝2度の履正社(大阪)が、夏の甲子園では初めての決勝進出を決めた。大阪勢は昨年の大阪桐蔭に続き2年連続の決勝進出。

履正社は1回表に6安打を集中し4点を先制。守っては今大会初先発となった背番号17の岩崎峻典投手(2年)が好投。10三振を奪い1失点完投で快勝した。

試合は早朝からの雨の影響で約1時間遅れの10時1分にプレーボールとなった。

履正社は明石商先発の中森俊介投手(2年)の立ち上がりを攻め、先頭の桃谷惟吹外野手(3年)が中堅フェンス直撃の三塁打で無死三塁と出ばなをくじく。さらに池田凜内野手(2年)の左前適時打で試合開始直後に先制に成功。さらに1死後井上広大外野手(3年)の左前打で1死一、二塁とチャンスを広げ、内倉一冴内野手(3年)、西川黎外野手(3年)の連続適時打で3点を追加し、この回4点を奪った。

明石商はその裏、先頭の来田涼斗外野手(2年)が、履正社の先発の岩崎からバックスクリーンへ今大会通算47号を運び1点を返した。

履正社は5回、西川、野口海音捕手(3年)の連打で1点を追加。9回にも満塁の好機をつくり野口が2点適時打を放った。

明石商(兵庫)は得意の接戦に持ち込めず、センバツに続き準決勝で涙をのんだ。

https://www.nikkansports.com/baseball/highschool/news/201908200000243.html

星稜・奥川「すべて出し切る」決勝で3年間の集大成
[2019年8月20日15時25分]

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中京学院大中京対星稜 決勝進出を決め笑顔をみせる星稜・奥川(右)(撮影・清水貴仁)

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中京学院大中京対星稜 1回、先制点にベンチ前でガッツポーズを決める星稜・奥川(撮影・宇治久裕)

全国高校野球選手権:星稜9-0中京学院大中京>◇20日◇準決勝

星稜(石川)が中京学院大中京(岐阜)を圧倒し、準優勝した95年以来24年ぶりに夏の決勝に進んだ。

今大会を代表する右腕、奥川恭伸投手(3年)は、3回戦・智弁和歌山戦以来の先発。味方打線の大量援護にも支えられ、7回を2安打10奪三振無失点と抜群の安定感を見せた。

自身に厳しい奥川は「まだボールが浮いたり、ボールが先行したりするところがある。そういうところを修正していきたい」と、この日の投球でも反省点を挙げた。

24年ぶりの決勝の相手は、今年のセンバツ1回戦で下した履正社(大阪)。「最後の試合になるので、すべてを出しきりたい」と、高校3年間の蓄積、今大会で相手を圧倒し、スタンドを魅了してきた投球を披露し、強打の大阪代表に立ち向かう。

https://www.nikkansports.com/baseball/highschool/news/201908200000363.html

決勝は履正社-星稜、今春センバツでは奥川完封勝利
[2019年8月20日15時12分]

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履正社・井上(左)と星稜・奥川

全国高校野球選手権>◇20日◇準決勝2試合

夏の甲子園は準決勝2試合が開催され、履正社(大阪)と星稜(石川)が勝ち上がり、ともに初優勝をかけて22日の決勝にのぞむ。

星稜が優勝すれば春夏通じて石川県初の甲子園V。履正社が優勝すれば、大阪勢2年連続14度目の夏Vとなる。

両校は今春のセンバツ1回戦で対戦し、星稜が3-0で履正社を下していた。その試合で星稜・奥川は9回3安打17奪三振で完封。履正社打線は打倒星稜、打倒奥川を誓い、打力アップにつとめてきた。

センバツVTR 奥川が毎回の17三振を奪い、3安打完封。打線は1回に山瀬の適時打で先制し、7、9回にも小刻みに加点した。履正社は9回、1死一、三塁と攻めたが、4番井上が併殺に倒れた。

https://www.nikkansports.com/baseball/highschool/news/201908200000356.html