こちらの続きです。
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桜ヶ丘聖地・田中支隊記念碑のある場所からいったん大分駅に戻り、腹ごしらえを済ませてから再び移動。今度は逆方向に電車と徒歩で移動します。
日豊本線で一駅、牧駅で下車して線路沿いに護国神社下の交差点まで少し歩きます。この交差点から、大分県護国神社のアプローチ道に入ることができます。
クルマはぐるっと回って上の駐車場まで行くことになりますが、徒歩だと途中でこちらに折れ、鳥居をくぐって参道を歩くことができます。
ちなみに、こっちは突き当りです。
そこを過ぎて、折れ曲がる参道をもう少し上がった途中に、これがあります。西南の役警察官墓地。ずいぶん昔に訪れたことがあるのですが、その時にはこんな説明板はありませんでしたねえ。
西南戦争に動員されて亡くなった警察官が葬られている墓地なんですが、大分県の警察官だけでなく、東京から派遣された東京警視隊の戦没者が眠っています。というか、前者は1名、後者は103名にのぼります。
ja.wikipedia.org
西南の役警察官墓地(大分県)
何と言ってもここには、この人の墓があるんですよ。阿蘇や会津の各所に慰霊碑・顕彰碑・墓碑がある佐川官兵衛ですが、当時の経緯を考えると、実際に葬られているのはこちらだと思われます。
ここの階段を上った先は、こんな感じです。
大分県の藤丸十等警部の墓は右手奥に独立して、福島県の佐川一等大警部の墓は最奥部の列のいちばん左にあります。
で、この墓地を過ぎてさらに参道を上り詰めたところに、明るく開けた大分県護国神社が見えてきます。
ちょっと長くなりそうなので、いったんここで切ることにします。