事前の構えの大事さ

野球の守備とか、バレーボールのサーブレシーブとか、あれって、どっちにボールが飛んできても動けるように、あらかじめ構えておいて、ボールが来るのを待ちますよね。

会話でも、同じことが言えると思うんですよ。

どんな質問が飛んできても、どんな不備や間違いを指摘されても、受け答えできるように、あらかじめ構えておく必要があります。

「ありがとう」とか「ごめんなさい」とか「わかりません」とか、その手の言葉がスッと繰り出せるのは、それが言える構えが、あらかじめできているからだと思うんですよ。

それを忘れてると、とっさに動けなくて棒立ちになったりするんではないですかね。

「まさか打ち返してくるとは思わなかった」なんて言い訳は、するだけ恥なんですけど、そこで開き直って恥を上塗りしても救われません。せめてその場で立ち止まって、そして立て直せばいいんですよ。

「ありがとう。」

「ごめんね。」

「わかんないから考えてみるよ。」

これをここ一番で出せるようになるには…やっぱ普段からの素振りですかね。