【仁川の風景】仁川家族公園2019夏・6:「星の河園」

続きです。

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星の光堂から少し戻ります。

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正面にあるのは第3納骨堂である満月堂ですが、今回は省略。ここから見えているのは「空の庭園芝生葬」ある正面側とは正反対の裏側で、これを左手に折れて川を渡ります。

前回はこのへんでビチョビチョのグチャグチャになって、いろいろと人生を諦めたあたりの一帯です。

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「星の床芝生葬」からも道が通じています。この石垣の上は、数多くの家族墓が整然と並んでいます。

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さて、こちらです。별하원。正直、별も하も원も、どう当て字したらいいのか今もわからないのですが、은하수からの連想で仮に「星の河園」としています。

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あ、去年見かけたこのお墓、まだそのままですね。周囲の再開発状況からは明らかに浮いているのですけど…。

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ともあれ、この星の河園。まだ工事が完了していませんが、去年はまだ見えていなかったものがおおむね出揃っています。

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この墓域については、前回引いた中都日報の記事が「子ども散骨場」という性格付けを明らかにしていました。

つまりこれは、坡州の龍尾里1墓地にある「蝶の丘(나비 동산)」と同じ性格のものです。

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こうした子ども専用の墓域が整備されるというのは、それだけのニーズがあるということも考えられますが、棲み分けの必要性があるとも考えられます。

というのも、こうした子どもたちの遺族にしてみれば、大往生のハラボジハルモニを弔う遺族と隣り合わせて墓参するのには複雑な抵抗感ややわだかまりがあっても、決して不思議ではないような気もしますので。

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もう少しだけ続きます。