ボリビアの大統領信任投票

貧と富の対決色強まる=先住民大統領ら信任投票−ボリビア
サンパウロ10日時事】南米ボリビアで10日、モラレス大統領や各県知事の信任を問う国民投票が行われた。大統領は出身母体の先住民族を中心に高い支持率を誇り、事前の世論調査では信任が確実視される。だが、貧しい先住民の権利拡大を希求する大統領に、裕福な東部などの地方は鋭く反発。対立をいとわぬ双方の強硬姿勢も重なり、同国は深刻な分裂状態に陥っている。
 大統領は、長く搾取と困窮にあえいだ先住民に「平等と正義」をもたらすべく、大土地所有制限など先住民に配慮した憲法改正を目指しており、信任投票が「変革と民主主義を深める」と主張。職を賭す潔さと民意の後押しを演出し、悲願の改憲へと弾みを付けたい思惑だ。
(2008/08/10-21:23)

http://www.jiji.com/jc/c?g=int&k=2008081000112

個人的に情勢をマークしておきたいのでクリップしておく。