今季の対浦和戦無敗で終了


直接試合を観ることはできなかったのだが、ともあれ今季の対浦和最終戦を勝利で終わることができて何よりであった。

いっぽう、末期的と言っても過言ではない浦和のゴタゴタ振りには、後味の悪さが残らないではないのであるが…。

遠藤ヘッドでG大阪勝利…J1第33節

 ◆J1第33節第1日 G大阪1―0浦和(29日・万博) 前半44分に山崎が退場してから防戦一方だったG大阪、後半39分に右クロスを遠藤がヘッドで決めて少ない好機をものにした。

 G大阪はACL準決勝を含め、今季浦和との公式戦4試合は3勝1分け。その4試合で貴重なゴールを決めた遠藤だ。今季ホーム最終戦でも浦和との相性の良さが光り、「たまたまだと思うけど、大一番といわれる試合で結果を残す選手にならないといけないから」と喜んだ。

 G大阪・西野監督「ホーム最終戦ということで、いい試合をしたいという選手の思いが出た。全体的によく試合をコントロールした」

http://hochi.yomiuri.co.jp/soccer/jleague/news/20081129-OHT1T00261.htm

【サッカー】浦和内紛 都築、エスクデロが乱闘劇
2008年11月30日 紙面から

G大阪1−0浦和
 「セル(エスクデロ)! もっと守備しろや!!」「何でですか!? 僕は監督から『定位置まででいい。攻撃に専念しろ』って言われてるんです!」「何やと!?」−。試合直後、GK都築にMFエスクデロが反論すると、瞬く間につかみ合いに発展した。前代未聞のピッチでの味方同士の乱闘劇。最悪なチーム状態を白日の下にさらし、浦和が終戦した。

 テクニカルディレクター就任が決定している信藤氏と来季監督が決定的なフィンケ氏が見守る中での醜態だった。1人少ない相手を攻めあぐねてストレスをためると、後半20分にFWエジミウソンがヒジ打ちで一発退場。その1分後にDF闘莉王が異議で警告を受け、最終節の出場停止が決定。そして後半39分に失点。散々な展開で、優勝どころか来季ACL出場権を得る3位以内の自力獲得すら消滅した。右足首痛を抱え強行出場したFW田中達は、かばった左太もも裏を痛め次節の欠場が濃厚となった。

 浦和が無冠に終わるのは6シーズンぶり。試合後、来季の体制づくりについて藤口社長は「真っ白です、頭が真っ白です」と繰り返すばかり。しかし信藤氏は「まだ話せない状況ですが、進んでいますので」と着々と固めつつあることを明かした。「もう1回ゼロから。それがオレらにとって一番いい薬」とDF闘莉王。すべてを壊し、またつくり直す。浦和が立ち直るには、もはやそれしかない。 (宮崎厚志)

http://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/soccer/news/CK2008113002000120.html