確かに便利にはなるけど、そうなったとして、私の持っている釜山のハナロカードはどうすれば?
そして、木浦・麗水・羅州が挙がっているにもかかわらず何故か出てこない全羅南道の道庁所在地・光州のピッコウルカードの将来は…?
T-money全国で使用可能になる見込み
08.12.31 10:30●一つの交通カードでソウル・京畿(キョンギ)・仁川(インチョン)・釜山(プサン)などで使用可能
ソウルの交通カードで全国を旅する時代が遂にやってきた。ソウル市はソウル首都圏地域でのみ使用可能だったソウル交通カード(T-moneyカード)を、来年には全国の大部分の地域で使用できるようにすることを明らかにした。このため交通カードのインフラ運営会社である、韓国スマートカード、ebカード、mybiカードの3社は交通カード全国互換サービスの協約を締結、『ソウル交通カードの規格化、および全国互換事業』を推進する。
これによりソウルでは韓国スマートカード(KSCC)が、京畿道と仁川ではebカードが、釜山ではmybiカードが互換性のある端末機をバス、地下鉄構内などに設置する。
この交通カード統合システム構築によって、来月10日からソウル、仁川をはじめとした京畿道全域と釜山広域市、忠清南道(チュンチョンナムド)の天安(チョナン)・牙山(アサン)、江原道(カンウォンド)の原州(ウォンジュ)・江陵(カンヌン)、全羅南道(チョルラナムド)の木浦(モッポ)・麗水(ヨス)・光陽(クァンヤン)でソウル交通カード(T-money)を利用することができる見込みだ。
さらに来年上半期までには済州島(チェジュド)と慶尚北道(キョンサンプッド)の浦項(ポハン)、全羅南道の羅州(ナジュ)、慶尚南道(キョンサンナムド)の咸安(ハマン)、密陽(ミリャン)、忠清南道でサービスが施行され、下半期には蔚山(ウルサン)広域市および慶尚南道、慶尚北道、忠清北道、忠清南道地域でひとつの交通カードを使って公共交通料金の支払いができるようになる予定だ。
新たに製造される互換性機能のあるカードは、既存カードと同じ価格の2,500ウォン。
今回の全国カード互換使用を契機に、ソウル市は交通カードの充電(チャージ)システムも大々的に拡大・補強することにした。