ハルモニハラボジと一緒に歴史を歩こう

ソウルの中心からすると少々北に位置するが、こういうところがある。

これを揮毫したのは金泳三。彼が大統領のとき、1960年代にはこの地に成立していた集団墓地を大規模に拡張・整備した上で、国立墓地化したものである。




このように、紛れもなく聖域化された国立民主墓地なのであるが、ソウルの市街地の端に位置する立地のためか、ハルモニやハラボジにとっては絶好のウォーキングポイントであり、憩いの場所となっているようだ。


そして、国立4.19民主墓地を出て、目の前の道をさらに登る。すると、登山スポットとしても知られている北漢国立公園の案内図がこんな風に出てくる…んだけど。

ちょっと待て、少し前にはこんな立派な案内図ではなかったぞ。独立有功者墓域をずいぶんと詳しく案内するようになっているではないか。
この時点で午後もだいぶ遅くなってきたので、全部を回ることはやめて、一部だけを見てみることにする。


何だ?このあからさまに整備されたての、山道らしからぬ道は…。


「まるで俺ら、街中で飼われてるみたいやんなあ?」