日韓チャンピオンシップを中止…っておい!

日韓チャンピオンシップを中止=厳しい経済状況で−バスケット女子

 バスケットボール女子で日韓のリーグ王者が対戦する日韓Wリーグチャンピオンシップが、今年は厳しい経済状況を背景に中止されることになった。18日、女子日本リーグ機構(WJBL)が明らかにした。
 大会は2002年から始まり、原則として毎年、リーグ戦のない期間にホームアンドアウェー方式で行っていた。再来年以降、継続させるかは未定で、WJBLの石川晋専務理事は「今後は中国、台湾を含めたアジアの地域リーグとして行う可能性を探る」と話した。
 日本は過去6大会11試合で1度も勝ったことがない。 (了)

http://www.jiji.com/jc/c?g=spo_date2&k=2009021800764

厳しい経済状況…ええ、わからないではないですよ。
しかし、たかだかホームアンドアウェーで2試合でしょう?そこまで厳しいなら、リーグ運営自体が破綻寸前、ってくらいでないと簡単には納得できませんよ。
しかもこの円高ウォン安、遠征経費的な負担が増すのは明らかに韓国側ですし、WKBLのチームはどこも首都圏周辺、韓国内の移動も大して負担になりません*1
あんまり思いたくありませんが、「これからも当分勝てそうにないし、向こうほどやる気も起きないし、やめやめ〜」なんて後ろ向きな本音が日本側に隠れているわけではないでしょうね?
確かに、男子に比べて2回りも3回りも小規模とはいえ、WKBLは立派なプロリーグです。日本のアマチュアな運営で対等にやりあうのはキツいかも知れません。でも、ホントにこれでいいんですかね?
何だか、日本側の態度に「前向きなのは口先だけ」という雰囲気が感じられて、いやーな感じのニュースです。 

*1:WKBLのチームの所在地を日本国内で例えれば、筑波・武蔵野・町田・調布・立川・都留に展開しているようなものです。