いささか唐突ですが、Kリーグには現在こういう名前のカップ戦がありましてですね。日本で例えればナビスコカップみたいなものです。
で、その決勝戦に進出しているのがACLでも勝ち残っている浦項スティーラーズと釜山アイパークで、今日、その第1戦が釜山アシアード競技場であったわけです。
浦項スティーラーズには現在、岡山一成選手が在籍し、釜山アイパークの監督は黄善洪だったりして、Jリーグというよりも柏レイソルに因縁を感じるこのカード。
平日の夜の開催でもあって、観客数*1にこの競技場はやや大きすぎるのですけど、バックスタンドとホーム側ゴール裏には陸上トラック上のピッチそばに仮設スタンドを設置して、臨場感を増しています。苦肉の策なのかも知れませんが、観る分には意外といい感じです。
試合は、前半に釜山がフリーキックから先制し、浦項が後半30分を過ぎてデニルソンのゴールで追いつくという展開で1−1のドロー。初タイトルを狙う黄善洪監督としては、何とか逃げ切って終わりたかったところでしょうが、浦項のほうが試合そのものが押し気味でしたからね。
それでも、どちらも積極的に攻める展開を見せて、いい場面を何度も演出していましたから、まったく退屈しない好ゲームでした。
岡山選手もディフェンスから中盤にかけてのエリアで終始存在感を見せていました。試合終了後のコールがひときわ大きかったのも納得です。
それにしても、どうしてこの試合に、ガンバ大阪レプリカを着た人が二人もいたのでしょう…?謎です。
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*1:目視ですが、たぶん5000人に届かないくらい。