KTX、馬山へ

KTX開業」というよりも、「密陽−馬山間の路線が、KTXも乗り入れ可能な複線電化工事を完了する」という意味合いのほうが強いニュースだと思います。京釜線や湖南線で進められている高速専用路線とは工事のレベルが違うのではないでしょうか。
麗水へ向かう全羅線と同様、山形新幹線秋田新幹線のような運行形態をとるのだと思います。

記事入力 : 2009/12/25 10:58:14
KTX:密陽−馬山間、来年末に開業へ

 韓国高速鉄道KTX)の密陽−馬山間(慶尚南道)が来年末に開業する。また、馬山−晋州間(同道)も2012年に開業する見通しだ。同道は24日、「来年の予算に、南海(東シナ海)沿岸地域のKTX建設費として5201億ウォン(約403億8300万円)を計上しており、密陽−晋州間のKTX建設工事は順調に進む見込みだ」と発表した。

 密陽−馬山間が来年末に開業すれば、新たに翰林亭・進永・進礼・北昌原・昌原・馬山の6駅からKTXを利用できる。また、12年に馬山−晋州間が開業すれば、中里・咸安・郡北・班城・晋州の5駅からもKTXを利用できるようになり、慶尚南道KTXの駅は密陽駅を含め12駅となる。現在、密陽駅を除く11駅では、新駅舎の建設工事が進められている。

 密陽−晋州間(101.4キロ)の複線電化工事は、02年から約2兆1800億ウォン(約1700億円)の費用を投じて進められており、12年に完了する予定だ。

昌原=姜仁範(カン・インボム)記者

http://www.chosunonline.com/news/20091225000029


今年3月下旬、馬山駅近くでの鉄道高架化工事の様子

まあ、このニュースにかかわらず、「釜山−馬山間の交通の便はバスがいちばん便利である」という事実には、変更ないものと思われます。

こちらで書かれていることが実現した暁には、また変わってくるかもしれませんが。

慶全線 複線電鉄2010年 開通へ 〜鉄道新聞