H.O.Tの時と何が違う?

絶頂期“過労”のはてに… 東方神起、無期限休止 音楽市場の崩壊で「奴隷契約」

確かにここのところは大きな違いなのですけど。

 韓国の音楽市場がここ10年余りの間に崩壊したことも、アイドル歌手たちの芸能活動を過酷なものにしている理由の一つだ。インターネットの普及とともに、ネットを通してヒット曲を不法にダウンロードすることが多くなり、音楽CDの売り上げが激減した。聯合ニュースによると、10年ほど前はCDが100万枚売れれば50億ウォン(約4億円)以上の収入が安定的に得られたが、今はCDが売れないため、歌手たちは公演やイベントなどを通して足で稼ぐしかないという。

http://sankei.jp.msn.com/entertainments/music/100411/msc1004111009001-n2.htm

けれども、まさにその頃、H.O.Tは、今回の東方神起と同じように、処遇をめぐる契約が問題となる中で解散していったわけで。


とすれば、SMエンタテイメント所属の芸能人の過酷な状況が問題化する原因を「ここ10年余りの間」の変化に求めるだけでは、説明しきれない何かがあるのではないかと思うんですけどね。

 SMは韓国でも有数の芸能プロダクションで、豊富な資金と企画力で、今や韓国のアイドルの象徴的な存在となった東方神起を生み出した。今回の一連の騒動で、芸能プロダクションが有望な新人アイドルを時間と費用をかけて育てたがらなくなり、「韓国のアイドル市場は枯渇する」という指摘も出ている。

もちろんSMが「韓国でも有数の芸能プロダクション」であるのはその通りでしょうが、現在の韓国では東方神起がそこまで飛び抜けた存在とも思えないのですが。どっからの指摘ですかそれは?