映画「遠くの空」

こんな映画が公開されるんですね。

どんな風に光州事件が描かれているのか、気になります。こちらでいつ公開になるのか知りませんが、できる限り観てみたいと思います。

http://www.to-kunosora.jp/index.html

光州事件、2人の壁に 映画「遠くの空」内山理名が主演
2010年9月5日

 韓国人の中年上司と部下の女性。ひかれ合う2人を結びつける過去をたどる「遠くの空」(井上春生監督)が25日、東京・新宿のケイズシネマで公開される。物語は、韓国で1980年に起きた光州事件に焦点を結ぶ。主演の内山理名は事件を知り、衝撃を受けたという。

 内山が演じる松木は、日本人の父を既に亡くし、母は在日韓国人。ある日、勤務先の東京の投資顧問会社に、課長としてユウ(キム・ウンス)が赴任する。年下の交際相手がいる松木だが、ユウにひかれていく。やがて、ユウが光州事件の際、民主化運動の学生リーダーを務め、当時付き合っていた恋人がいたことを知る……。

 「燃え上がるものではなく、自分の中で何か気になるが、その何かがわからない……。自分の気持ちも確かめたいし、その人のことも知りたくなるパターン」。松木の心象を、こう語る。

 この映画は壮絶な歴史も重ねて描いている。光州事件は、クーデターで実権を握った全斗煥元大統領側と、民主化を求める学生や市民らが衝突、多くの死傷者を出した。

 当時を韓国で過ごしたキムは、事件について振り返る場面でアドリブを使った。内山は、キムの目が突然、厳しくなったことに気づく。事件の翌年に生まれた内山は「キムさんが深い思いを抱えているのを知った。その気持ちがわかるなどと、とても言えなくなった」と述べた。

 各地で順次公開。(松田史朗)

http://www.asahi.com/showbiz/movie/TKY201009030368.html

増補 光州事件で読む現代韓国

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